秋晴れのいい天気が続いています。
が、今日はあまり元気がないので、予定
をキャンセルしてゆっくり過ごしています。
紅葉狩りに行きたいなぁ…
東京ではまだまだだと思ってたけど、近くに
小さな秋を見つけました照れ

アドラー心理学ELM勇気づけトレーナー
人おこし・組織おこしリーダー
本橋えつこです。
子どもの可能性を親が勝手に決めてしまう
のはもったいない!


先日、ある講座でお会いした方とお話させて
いただいたとき、大きな気づきをいただきました。

その方(Aさん)には、起立性調節障害で学校に行けていなかった息子さんがいました。
起立性調節障害もまわりから理解されるのには大変な苦労があります。
ただなまけていると思われることが多いから。

この障害については症状も多岐にわたるので詳しい説明は控えますが、10代前半に多い病気のようです。朝起きれなくて学校に行けないというのが主な症状です。

Aさんも息子さんが学校に行けないことをすごく悩んでいました。
そして、ご自身のお仕事は介護ヘルパー。
とても大変なお仕事です。
その上、義父母を介護されていて、毎日毎日が本当に忙しく、大変です。

そこでいろいろとお話をさせていただいていると、Aさんご自身のことを話されて、
Aさんは小さいときから頑張り屋さんで、
いっつもお母さんが誉めてくれるように、
お母さんがいつも笑ってくれているように
たくさんのことを頑張ってきたと言いました。

反対をいえば、頑張ってない自分はダメな自分、と思っていたと。

いつも自分が頑張らないとダメな状況を作り出していたのかも、と。

つまり無意識の中で、心の奥底の方で
頑張らないとダメな自分
という勝手な思い込みがあるから、頑張らないといけない状況を引き寄せていたのかもと、Aさんは気づいたそうです。

そこでAさんは、そんな自分を受け入れて、今まで頑張ってきた自分を
『たくさん頑張ってきたんだね』
と認めてあげたそうです。
そうしたら、息子さんの病気が少しずつよくなっていって、学校に行けるようになってきたと。

こんな風に、目の前で起こっていることは、きっと何かを自分に教えてくれる、そう思います。

今困った現実が自分の回りにあるのなら、もしかしたら『頑張らないとダメな自分』がいるのかも。

やって当たり前、出来て当たり前のようなことを当たり前にやっている、
それこそとてもすごいこと。
当たり前にできている自分をぜひすりすりして、頑張ってるねと一言、受け入れてあげてください。