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つかにゃんも、驚きと喜んでいます笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

今回は、AYA世代のがんについて。

 

AYA世代のがんとは…

 

小児と成人の境界の世代、すなわち思春期・若年成人に発生する悪性腫瘍を、Adolescents and Young Adults:AYA世代のがんと呼んでいます。どの年齢を含めるかについては、報告によりさまざまですが、ここでは15歳以上29歳未満に発生する悪性腫瘍のことをさします。疾患分布は、詳しくは明らかでありませんが、大阪府の罹患データからは、白血病、消化器がん、婦人科がん、内分泌系腫瘍、リンパ腫、中枢神経腫瘍(脳腫瘍)などが多いことが分かっています。つまり、白血病など、小児に多いがんに加え、消化器がんなどの成人がんも多く含まれるようになり、多種多様ながんが発生しています。それぞれの疾患および腫瘍の進展度あるいは転移の程度に応じた治療が必要ですが、進学、就職、結婚、出産など、さまざまな社会的変化を伴う年代であり、年齢に応じた療養環境や人的サポートが必要な年代です。(大阪府立成人病センターより情報提供)

 

難しいことが並べられていますが、15~29歳のがん罹患者ということです。

日本では、15~39歳と言われています。40歳以上は介護保険対象にもなりますので、制度対象でない39歳以下と言われています。欧米では、15~29歳と言われていますが、各国によっても異なるようです。

 

NHKでも、取り上げられたりしていました。

昨年、厚労省で研究事業もされていて、アンケート調査がなされていました。アンケートに答えようとおもったら、締め切りが過ぎていて、とても悔しい思いをしました。

謝礼あったんですよ(笑)

 

この世代は、本当に支援や制度が薄いです。

進学、就職、結婚、出産などは、個人の自由と言えば聞こえがいいですが、放置です。

家族や、周囲の支えがどれくらいあるか、援助をどこまでしてもらえるかなどによって、とても差が出ます。

 

がん治療を受けるとなると、手術や抗がん剤、放射線治療が主になり、特に生殖機能に大きい影響を与えます。

治療優先となることが多く、生殖機能を失うことを知らないまま、治療が始まり、晩期後遺症として、卵子と精子がダメージを受けることにつながるという研究結果も出ています。

 

つかにゃんも、2回目の手術がなく、抗がん剤治療で子宮と片卵巣を残せる場合、卵子凍結を行うつもりで、主治医に、卵子凍結したい旨を伝えていました。

産婦人科医だったため「ちゃんと考えているから」との返事で、安心したことを覚えています。

 

抗がん剤治療や放射線治療を受ける前には、是非、卵子凍結と精子凍結を検討してください。

ご家族の方や、周囲の方で、いらっしゃれば、センシティブな内容になりますが、情報提供してもらえたらと思います。

 

とあるアンケート調査で、

がん治療(放射線療法および抗がん剤治療)前に、主治医より生殖機能のダメージを受ける可能性について説明を受けたかどうかの項目で、

70%を超える患者が「受けていない」との結果でした。

 

産婦人科医以外の診療科は、産婦人科医にコンサルトをしない結果も出ていました。

晩期後遺症である、生殖機能低下…

治療が始まってしまうと、難しくなってしまうので。

 

がん治療が進み、QOLの向上が必要になっています。

後悔のない、選択を…少しでもしていきたいです。

 

真面目な内容でした照れ

お付き合いいただき、ありがとうございます音譜