離婚後、
現夫、ブンちゃんと結婚するまでの話です
前回のつづきです。
前回の記事はコチラ↓
お付き合い始めたからといって
特別何が変わる事もなく、
相変わらず、飲みに行ってカラオケに行く
お決まりのコースのデート
変わった事はひとつだけ。
彼のマンションに遊びに行くようになった事。
彼は実家で子どもたちと暮らしていたが、
荷物置き用にマンションを借りていた。
ピザやらチキンやらお酒やら買い込んで、
中学のアルバム見て思い出話したり、
昔懐かしい、夜のヒットスタジオの
ビデオ観て歌ったり笑ったり
時には私が食材を買って
食事を作って彼の帰りを待ってたり。
まるで新婚夫婦のような過ごし方が
楽しくて仕方なかった。
アルバムに私の持っていない
私の写真を見つけた時は
正直、え？って思って
うっすら寒い気持ちになったけど(笑)
まぁずっと好きだったって証拠かなぁ
と思う事にした
今まで肩肘張ってガチガチで生きてきた私。
ホッとできる場所と時間を過ごす。
その夜は飲みに行かずにドライブに行こうと、
彼が言って
工場の灯りがきれいな堤防へ向かった。
真剣な話がある。
俺と結婚してほしい。
今まで辛かった分、
これからの君の人生を俺に預けてほしい。
絶対に裏切らないし、幸せにするから。
ブンちゃんはそう言った。
私も真剣に答えた。
ありがとう。
そう言ってもらえるのはすごく嬉しい。
でも、
私は3人の娘の母で、彼女たちを
守っていかなければならない。
誰よりも娘たちを1番愛している。
だから、
あなたが1番になる事はないんです。
1番にならないのに、
結婚するのは失礼だと思う。
それに、障害者の父もいるから。
結婚はできないです。ごめんなさい。
私の返答に彼は、
1番でなくていい。
そんな君だから、
娘さんたちを1番に考えて生きている君だから、
だから結婚したい。
お父さんの事も大丈夫。
全て俺が引き受けるから。
結婚しよう。
そう言ってくれた。
ブンちゃん変わってるね！
って憎たらしい事言った私。
そうかな？って笑う彼。
他にいっぱい女性はいるのに…
私でいいの？ 4人もおまけついてくるよ？
わたしがいいんだよ。
俺も2人おまけいるよ。
みんなで賑やかに楽しく生きていこう。
ひとつだけ条件があります。
私より絶対に先に死なないで！
約束してくれるなら結婚します。
無茶振りの私の言葉に、
約束するよ。先には死なないから。
101回目のプロポーズの
ドラマみたいなやりとりに
ふたりとも大笑い
この夜、私たちは結婚する事を決めた。
前夫と結婚していた時は、
絶対に前夫より一日でも長く生きてやる！
って思ってました。
ブンちゃん（現夫）に対しては、
何故か絶対に先に死なないでほしいと
思いました。
それは10数年経った今でも変わらないです。
この時の事を思い出すと、
今でも涙がでます。
私も幸せになっていいんや。
と思えた瞬間でした。
2人の気持ちは固まりましたが
突破しなければいけない事がありました。
おっさん、おばさんの結婚への道の話
もう少しつづきます
過去のお話です。
今回もご覧頂きありがとうございました。