いよいよマッターホルンにリベンジするために
まず、シュバルツゼーに向かいます。
バーンホフ通りはお土産屋さんがいっぱいで
ゆっくり見ながら歩きたいけど、
ホテルシュバルツゼーのチェックインは3時まで、
急いで駅前のCoopでおやつとビールを買って、
ロープウェイ乗り場へダッシュ
その途中、
キャーーーーー!
3年ぶりのマッターホルン
ここは一番きれいにマッターホルンが見える場所。
ゆっくり眺めていたいけど、
急いで記念写真だけパチリ
乗り場が近づくと、マッターホルンがドーーーン
で、デカイ
乗り場に到着しました。
しっかり路線を調べるお2人さん、
実は頼りになるんです
まずはフューリーまで行って乗り換えます。
なんとかロープウェイに乗って、ホッと一息
ここまではよかったのですが、
フューリーでの乗り換えで、大事件が発生!!!
ロープウェイが止まってるやんけーーーーー
↓これ、乗客を乗せたまま全く動いていないのです!
いったい何事!?心配そうにウロウロする人・・・
どうやら機械の故障(?)らしかったので、
少し待てば動くだろうと、
はじめは軽い気持ちでいました。
ところが20分、30分経っても動く気配がなく、
観光客は皆、係員に指示されて、
ツェルマットへ降りていきます。
どうしよう・・・
シュバルツゼーのホテル、
もう支払いも終わってるし・・・
私はオロオロ、不安も心配も無限大
だけど「シュバルツゼーのホテルに泊まる」という
夢を絶対に、絶対に、諦めたくはありません。
夫は係員に状況をいろいろ聞いてくれて、
最初は「いつ動くかわからない」ような返事しか
返ってこなかったけど、
あまりにしつこく夫が何度も何度も詰め寄ったもので、
怖くなったのでしょうか、だんだん係員の態度が
変わってきました。
夫も私たちのために一生懸命で、
よくわからん英語で、
「ワイら、シュバルツゼーのホテルを予約しているんやで!」
みたいなことを連発しているみたいです。
すると、とうとう係員は
「・・・わかった。乗ってる人をすべて降ろしたら
あなた方だけはシュバルツゼーまで連れて行くよ。」
えっ、ホントに!?
バンザーーーイ
ちょっとずつ動き始めたロープウェイからは
閉じこめられて汗だくになった人たちが
ぐったりして降りて来るのだけれど、
上に行けると思うと、私は嬉しくて嬉しくて
なんと2時間も待ち続けたのは私たちだけ、
他の観光客はみんないなくなっていました。
一番驚いたのは、
「へぇ~これがロープウェイを動かしてるんやて。すごいねー」
こんな時でも楽しそうな2人、最強のコンビです
そんなこんなで、あたふたしながら
やっとこさロープウェイに乗ることができました。
これは私たち4人のために動いているロープウェイ、
係員のおにいさん、ホントにホントにありがとう
ツェルマットの街がどんどん小さくなって行く~
そして、ついにシュバルツゼーに到着!
最後まで諦めないこと、大きな学びになりました。
夢に見たホテルシュバルツゼー
この旅行を決めた時、一番に予約をしたホテルです。
見て、見て、見て~~~~~
ベッドから真正面にマッターホルン、
なんて贅沢な部屋、すご~い
あきらめずに来てよかったね~~
この広いテラスで刻々と姿を変えていく
マッターホルンの勇姿を見ながら、カンパ~~~イ!
今日のビール、最高です
ロープウェイ故障のおかげで、この日の宿泊客は
私たちとあと1組しかいませんでした。
夕食はチーズフォンデュと干し肉、メチャうまです
ホテルのオーナーさん、チーズフォンデュの最後には
卵を割り入れて食べるのが美味しいと教えてくれました。
とても親切なオーナーさん
夜になると、空がほんのり赤く染まってきました。
マッターホルンの反対側がツェルマットの街、
うっわ~キラキラしてる
「ここから街を見下ろすと宝石箱みたいやで。」
夫からずっとそう聞いていて、
(またぁ~オーバーに言ってるわ)
私はずっとそう思っていました。
でも、それはホントだった!
この輝きは宝石箱そのもの
この日は星空を見ようと、真夜中に起きてみたら・・・
やっぱり想像を絶する満点の星
すみません、星空写真は撮れません。
驚いたのは、流れ星がと~っても長くてデカいんです。
10個のお願いができるってくらいに長い
一番のお願いは、もちろん・・・
明日のマッターホルン・リベンジができますように。
しっかりお願いしました
つづく