チケットを頂いて
銀座まで行ったのです
ディックブルーナーのデザイン展
『シンプルの正体』
掲示物とか、挿絵とか、そんなものを作る時に
私の作るものは、いつも盛り沢山なの
シンプルと対極にいるような感じ
『余白の美』とか、分かっちゃいるけど分からない
だから、引くだけでもなく足すだけでもなく、のミッフィーちゃんの世界観は憧れよね✨
行ってよかった
しかしさ〜〜
帰りの電車が人身事故で遅延いたしまして
いやぁ、池袋から遠い道のりでした
いつも電車で通勤通学してる人達、偉いな
これは道中娘がブツブツ念仏のように呟いていた枕草子↓
なかなか覚えられなくてイライラしてるから「もうさぁ、秋と冬は捨てたらいいじゃない!」って提案したの
春と夏は覚えてるんだから、秋と冬がなくても半分完璧にしたらいいじゃない?と思って
多くを求めなければいいのに〜〜って言ったの
そしたらなんか怒ってたよ
大人なんだから、もっと頑張らせる言葉をかけられないのか!みたいに
で、情景の絵を描いてあげたの
春なら、山描いて、だんだん明るくなりつつ山の際に細くて紫の雲がある、みたいな
そしたらまた怒っていたよ
変な絵を描くから余計に分かりにくいって
ぷぷぷ
その時はすでに絵を描く事が面白くなっちゃったから、娘がどこまで枕草子を覚えられたのかは不明
それにしても、久々の枕草子、良いな
炭もて渡るもいとつきづきし
他の季節の情景は今も残っていて、ふむふむ昔からそうかぁ、と思ったの
でも炭を持って家の中を歩くことはないでしょ
今はないこの風景を思い浮かべるのが楽しかったのよね
で、全てお気に入りの話をしてるのに、最後に灰が白くなったやつはいまいち〜〜みたいに終わるのも面白い
って、中学生時代に思っていた事を思い出したのでした
何気に古文好きなことも思い出したさ