4月10日で、娘が満2歳となりましたビックリマーク




あっという間の2年間でした。



私ときたら、エゴ丸出し?な発想で



夫 8月4日生まれ



私 12月4日生まれだから



間を取って10月4日に子供が生まれないかな・・・と、



かつてから思っておりました。



さすがにそこまでピンポイントに願いはかないませんでしたが、



どういうわけか「10」と「4」の順番をひっくり返した



4月10日



に、娘は生まれてくれました。



不思議ですね・・・





さて。



娘に会えるまで、会えてから、と、色々ありました。



授かりたいと思ってから、初めの4年間は、



鳴かず飛ばず(何と表現すればよいのやら;)。





心配になり、不妊専門のクリニックで



検査を受けて言われたのが



「原因不明」。



そこの先生からはタイミング法をやってダメなら



あとはもう体外受精しか道がないと言われました。



費用や通院のこともあり



オイソレと決断できない、と相談したら



「体外をする金がないなら子供なんか作るな!!」と



謎の叱咤を受け。



(この場合、叱咤の後ろに「激励」、は、つかないと思うのであります。



個人的には。)






もう、こーんな病院、行くものか!と思って



診察券をビリビリに破って捨てたら



翌月に妊娠発覚、即流産。



かかった先の先生の判断で、手術せずに経過観察となりました。



で、流産後の回復が遅れ、その回復の為と思って



漢方薬局に通い始めたところ、半年後に



自然妊娠し、娘がやってきました。



体外しか・・・と言われていたのに。



本当に、不思議です・・・







妊娠中期までは順調そのものでしたが、



産休直前まで働こうとしたのがたたったか、



32週の検診で切迫早産と診断され、即入院。



入院時、8分間隔で陣痛のような強いお腹の張りが



来ていたそうで、あと一歩遅ければ本当に



生まれてしまっていたかも、というところでした。






相当危ない状態でしたが



娘がお腹の中で踏ん張り、

病院の方々の心身両面に渡るケアや



同じ病室の切迫早産仲間との支え合いもあったお陰で



なんとか正期産となる37週4日まで、



もってくれました。





で。



こんなに「生まれちゃいそう」な状況だったのに



いざお産のフタを開けてみたら



陣痛15時間 + 吸引分娩(失敗) +



緊急帝王切開



の、難産でした。



回旋異常のため、最後の最後のトコロで




出られずに、引っかかっちゃったそうです (;^_^A




産後は、帝王切開時の麻酔の後遺症で



猛烈な頭痛、吐き気により、ろくろく



授乳も、起き上がることもできないまま、退院。



ソレが響いたのかどうかは分かりませんが



母乳育児が軌道に乗らず



周囲のママさんたちが全員、最後まで「完全母乳」で育児している中



ほぼミルク、に近い育児になりました。








帝王切開あたりまではけっこう前向きに



受け入れていたつもりでしたが



母乳がダメだった時は、さすがに落ち込みました。



昔だったら、切迫のあたりで、帝王切開のあたりで



どちらかは、あるいは二人とも命落としてたよな・・・とか



本気で思うようになりました。



完全母乳で育てられないのは自分だけ。母親失格、とか



「今、ここにいるはずではなかった。いてはいけないんだ」と



自分たちが生きていてはいけないかのような理由ばかり



探してました。






ダメなところばかり、目が行ってしまってました・・・











でも、娘が成長するにつれて、



今までに起きたことを、少しずつ



受け入れられるようになってきました。






娘の表情が豊かになった、コミュニケーションが



取れるようになった、などとというのも



理由ではありますが、






そう思えるようになった一番のきっかけは、



娘の成長を喜んでくれる双方の両親の顔を見たとき。





もう一つは



たくさんの方々とつながりができたこと、



たくさん支えていただいて今ここにいる

生かされていると、ふと思い至った時。



切迫早産以来、今でもお付き合いの続いている仲間がいること。



1ヶ月近く入院していたから



病院の先生やスタッフの方々を信頼して、お産を乗り切れたこと。



お産の時間帯が日勤から当直へと勤務交代した後だったのに



病棟のスタッフさんがほぼ全員残って立ち会ってくださったこと。



手術室から病室へ帰るストレッチャーを



10人がかりで押して運んでくださったこと

(まるでだんじり状態・・・笑)



同じ時期に昔からの友人たちも出産ラッシュを迎え、



交流が復活したこと。



昨年から通い始めた松井式の講座でも



性別、世代を超えて



たくさんの方々とご縁をいただき



お付き合いさせていただけていること・・・






他にもたくさんのことがあり、書ききれません。




どれも、娘がいてくれたからこそ、経験できたことばかりです。



そう思ったら、帝王切開もミルクも



自分を助けてくれた存在なんだから



感謝して、受け入れればいいのかな、いや、いいんだ、と、




少しずつ、気持ちが変化してきました。




大事なのは、お産や育児の見た目、形じゃない。



完全にではないけど、去年の今頃よりは、確実に



受け入れられている気がします。





大変だったこと、辛かったこともいっぱいだけど、




ちょっと目線を変えてみたら、いいこと、




嬉しいこと、ありがたいことが、いっっっぱいありました。






さー、今日から娘、「魔の2歳児」時代到来!


どーなりますやら( ̄▽ ̄)


育児、家事に追われるとどうしても




イラついたり、焦ったりしてしまいますが、




ココに書いたことを(なるべく)忘れずに




(なるべく)楽しんで、娘の見守りたいと、思います (笑)






娘が2歳なら親も2歳。




あせらず、ゆっくり。







最後まで読んでいただき




ありがとうございます。