元ボストンヒルクライマーの山ブログ -28ページ目

元ボストンヒルクライマーの山ブログ

お久しぶりです。
2019年にアメリカ(ボストン)留学を終え、日本に帰国しました。
最近になりはじめた山登りについて書いていこうかと思います。

研究会の発表準備に追われ、遅れてしまいましたが、大使館面接第2弾です。

ビザ審査の部屋に入ると、すでに中には大量の人が。

ちょうど市役所の窓口のような感じで、仕切りで軽く分かれているそれぞれの窓口(10個くらいあったでしょうか)に担当の方がいらっしゃって、ガラス越しに話すようになっていました。

部屋の奥に置いてあったマガジンラックから、「アメリカ紹介」的な本を取り、イスに座って読んで待つ事、約40分。電光掲示板に自分たちの整理番号が表示され、受付に呼ばれました。

「まずは指紋登録だな」と思い、受付に行ったところ、何やら面接官(日本人)が書類の中から、写真を取り出し、以下のやりとりになりました。

面接官:「写真の背景は白です。」

:「えっ?!、今なんと(頭が一瞬真っ白に)

面接官:「家族皆さんの写真の背景が青になってしまっています。これでは受付できませんので、部屋の奥にある撮影機で皆さんの写真を取り直してください。」

:「(ガーン)どうしましょう、今日は子供を連れてきていないんです。」

面接官:「お子さんの分は、後で郵送していただくことになります。」

:「わかりました・・・。子供の分のビザ発行はどのくらい遅れてしまうんでしょうか
(T_T)?」

面接官:「お二人のビザ申請が終了していれば、すぐに発行の手続きができると思いますので、郵送していただいてから、一週間くらいで手元に届くと思います。」

:「わかりました。」

ということで、急遽写真を取り直す羽目になりました。

この時、自分で確認しなかったのも悪かったのですが、「写真屋さんで取ったのに、どうして間違っちゃったの?
なんでWeb登録の時はOKになっちゃったの?こんなんだったら、子供を連れてくれば良かったな。」とか様々な思いが脳裏に浮かんできました。

「でも仕方ないや」ということで、妻と二人、証明写真ボックスに向かったのですが、ここでもトラブルが・・・。

「写真撮影1000円」と書いてあったのですが、なぜかその時財布(私しか持ってきませんでした)の中に、5000円札と10000円札しか入っていなかったのです。

Oh, my goodness!!

:「どうしよう、1000円札がないよ(もう焦ってしまっていて、冷静でない表情)。面接官の人、受付にいなくなっちゃったし、どうしよう?」

:「誰かに両替してもらう(割と冷静な表情)?」

:「うーん、でも。」と、その時、申請者の案内をしている職員の方が目に入り、早足でその人のところに向かいました。

:「先ほど写真を撮影し直すように言われたのですが、1000円札がなくて、困っているんです。どうしたらいいでしょうか?」

職員:「一旦、外に出て、両替なりして来て下さい。」

:「(あっ、一度外に出てもいいんだ・・・)でも、外に出たら、入り口の前でまた最初から並び直すということでしょうか?」

職員:「受付で、再入ですと言ってもらえれば並ばずに入館できますので、大丈夫ですよ。」

:「ありがとうございます。」

:「良かったね。大丈夫で。」

:「そうだね。」

:「朝ご飯も食べてなかったから、コンビニでおにぎりでも食べよっか。」

:「うん。」

そして、(落ち着きを取り戻した)私と(終始冷静だった)妻、そろって一旦アメリカ大使館を後にしたのでした。

第3弾へ。