Light&Fast

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Life is climbing.
仕事と登山は良く似ている。人生と登山も良く似ている。自分のスタイルで登っていくのであればLight&Fastがいい。

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チーミングを行う上で必要な事は何か?
最も重要な事はリーダーの資質である。では、チームにおけるリーダーとは何か?

先日、とある方と会談すした際にやっぱり話が合わねーなと思った事案がある。

サッカーだかアメフトだかラグビーだか忘れたが、そのどれかをやっていたその方は『泣き笑いともに共有共感する事がチームを大きく成長させる。これは個人競技をやっていた人にはなかなか理解できないだろうね』と言った。

まーディスですね。

『失敗があっても責めてはいけない。責めても始まらない。みんなで一つのゴールに向っていく事がプロセスとしても結果としても重要。例え重要な局面でミスをしてもそれはチーム全体のせいである。仲間は大事にしなければいけない。』

だめです、全く話が合わない。理解できん。

僕はこの手の団体競技出身者の仲間論が大嫌いで反吐が出る(一部の人だと願いたいが)

個人競技出身者として言わせてもらえば、我々は全てが自己責任である。成功しようが失敗しようがそれは全て自分のとった行動が結果として起因する。だから言い訳が出来ない。もちろん馴れ合いも出来ない。

そしてそのフィールドに一人で立ち続けなければいけない。

なぜなら、そこに立っているのは自分自身だから。

サポートしてくれる方々はもちろんいるが、実際フィールドに立つのは一人である。いかに一緒にいたとしてもその感覚は当人以外に理解できない。

彼は、過去に重要な場面で仲間とやらがミスをした時に責めずにいた事を『仲間を大事にした自分』としてえらく饒舌に語っていた。

チーム論でしばしば語られる集団の結束はそんなに重要な事なのだろうか?
みんなでやる事が美しくて素晴らしくて、じゃあ一人でやる事はいけない事なのか?

全く逆である。

一人で頑張ってフィールドに立つ事がいかに大変なことか知っているのだろうか?

少々逸れたが、、、強いチームを形成する上で必要な事は個々の能力の高さと俯瞰能力があり圧倒的に強いリーダーシップである。

つまり能力がないのに周りに助けてもらいながらフィールドに立つチームメイトは他のチームメイトがフォローする事が前提であり、他者のリソースの無駄遣いである。だから個々で戦えない人間はチームには参画できない、仮に参画してもスペックが見合わなければ切られるべきである。

厳しいことを言うようだがこれは自分も含めて当然の事である。

仲間は重要だがいつまでも仲良しごっこをやっているようではそのチームに未来はない。

決断として使えないリソースを切り捨てる強靭な精神もリーダーに必要な資質だろう。

それらを含めてチームであり、リーダーなのである。

日本には大の虫を生かして小の虫を殺すという言葉がある。これは真理だ。

現在の日本において『みんなでやる事の美しさ』がしばしば語られるが、これは全く持って間違いである。そして一人で立ち続ける強さがないくせに一人前の顔をする事も大きく間違いである。

右も左も分からずいきなり漆黒の海のような環境に投げ出された事がない人間達にはいつまでたっても理解は出来ないだろうけどね。

その辺りが理解できない限り、そういう人たちと僕がチームを組む事はないだろう。

つーか組みたくねぇし、関わりたくない。