先日こんなやり取りがあった。
別の会社の広報担当という方を紹介してもらい話していた時だ。
『広報の事実的な目標は、メディアに如何に露出するかが最重要課題。でも所詮はコストセンターだから大きなバジェットを使っても効果が見えづらいんですよね。だから効果の見える化が説明できなくて、新しい手法を自分から提案とか出来ないんですよ。』
バカか?
こいつは色々間違っている。
というか、間違ってはいないのでしょうね、そういう世界の中では。
僕とは考え方が違うから、同意は出来ないけど。
広報部門には直接的な売り上げ目標はない。
だからあくまで経営に則し、いわゆるコストセンターとしての存在を否応がなく押し付けられる。
一般論ね。
先見のある会社は広報部門を独立させているが、残念ながら日本国内においてはまだまだ亜種でありその存在のマジョリティはあくまで総務やマーケティング部門の付属品である。
これは直接的効果が見えづらい事や数値化しづらい事も影響しているが、とどの詰まり『あれば良いけど、なくても良い』というのが総論OK各論NGが大好きな我が国の社会を物語ってるように見える。
曰く『利益を生まないが為の部門』である。
はたして広報部門はコストセンターなのであろうか?
売り上げを上げなければコストセンターだというなら、赤字になった会社部門はすべてコストセンターという事になる。ほんとにそうか?
そもそも、企業にとって何がコストで何がプロフィットなのだろうか。
金を使うけど金を生まない部門が一般論でのコストセンター。
金を使い金を生むのがプロフィットセンター。
イメージとしてはこんな感じでしょうかね。
でも僕のイメージは少々違います。
コストセンターはまー同じですね。
コストをかけて直接的利益を生まない。
一方でプロフィットセンターとは、、、
コストをかけて利益を生む部門の事ではないかね?そうだと思うのです。
ではここで問題。というか質問。
利益とは何ですかね?
~つづく~