喉元すぎて苦しさ忘れておりましたが②の続きです。
3姉妹が学生ビザになるのに併せまして
私のビザも一時的に変更しました。
理由はPEPのDPの承認が降りるまでに時間がかかりそうだったからです。
(結論として申請から5週間、PEPが降りてから2週間後でした)
私が申請したビザは、LTVP(Long term visit pass)のひとつでGuardian of Student’s pass。
ただしこのビザ、生徒の母親または祖母に限られます。これ
お父さんは適用外なんですねぇ。
LTVPは、主に、この国にすでに住んでる人に付随する人用のビザです。
国民やPRの、配偶者や子供や親対象が多いみたい。
その中に外国人学生のお母さん(または祖母)向けのビザがここに含まれます。
お母さん(またはおばあちゃん)の立ち位置!
そして学生の強さ!
これだけで、母系を尊重する中華系、外国人学生でさえも勉強する子への厚遇!を私は強く感じました。
注意点は、このビザを申請できるのは生徒がstudent’s passを取得した後のみ
生徒と母親の、同時申請はできません。つまり、さらに日数かかるんだよ
取得とは、studentがICAに出向いてカードをもらうことです。承認メールを得ただけではダメ。
それから、これまたローカルスポンサー(シンガポーリアンまたはPR)のオンライン申請必須。
私本人(または夫)では完結しません。
これも3時間ぐらいはかかってそうでした。
入力項目が多すぎるんだよローカルスポンサーの勤務先や給料とかも入力するらしいです
仕事でもないのに善意のみでやってくれてほんと申し訳ない
申請費用は学生ビザと同じくこれまた30ドル、発行手数料が90ドル
承認下りる途中で追加資料を要求され、
・school letter(え。必要だったなら先に言ってくれればいいのに)
・medical report
・terms & conditionsに申請者がサイン
さらに日数かかりました。
ここからはこのビザを申し込むことになったバックグラウンドのお話。
この人たちおバカね〜と笑いながらお読みください
今回、私たちすんごぉ〜くタイトなスケジュールの中で申請しており
日にちが1日過ぎるのがこわいぐらいの緊迫感だったのですが
そんな中で善意の申請者が申請内容を間違えるという凡ミスをしてしまい
その申請内容の破棄をICAに電話してお願いしたのですがマニュアル破棄はできなくて
1週間でシステム上自動破棄されるのでそれを待てと言われ
(申請後1週間以内に費用を払ってプロセスを進めなければ申請内容が破棄される仕組み)
1週間も待てるか〜とちゃぶ台ひっくり返したい気分でした。
なぜなら、LTVPの申請には、期限があるのです。STVPの期限の10日前までと決まっているそう。
STVPはshort term visit pass。短期滞在ビザ。期間は通常30日。旅行でシンガポールに来た時も滞在できるのは通常30日です。
たとえばSTVPの期限が2/28だとしたら、LTVPの申請ができるのは2/18まで、過ぎると(滞在したままは)申請さえできない。
意味するところは、2/28までにシンガポールからの出国です。
その申請期限が申請内容を間違えたことにより私たちの数え方だと完全に1日足りず
きっちり1週間破棄まで待たなきゃいけなかったらアウトだになりました。
毎日ジリジリと早めに申請内容が破棄されないだろうかと期待しながら待ち
でも破棄にはやっぱり丸1週間かかり
破棄のメールが来たと同時にまた申請してくれたら
ラッキーなことになぜかシステム上通りこれ幸いと速攻で夫がお金を払いました。
(お金さえ払えちゃえばたぶん大丈夫だろという考え)
これでとりあえず申請済み。
ビザの承認が下りる目安は6週間と言われています。
が
滞在期限的には完全にアウトなわたくし。。
だって
とりあえず申請はできたが、STVPの期限がぴったり10日後に来るんだよ…
LTVPは承認まであと6週間かかるんだよ…
5週間巻きで承認出してくれなきゃ間に合わないじゃんね?
そして、ここんとこのstudent’s passとPEPの承認状況からして、5週間もの巻き、期待できないよね?
ここで、EPとDPの出し元である主人の会社にSTVPの延長(シンガポール滞在許可延長)をMOMに申請するよう依頼したら「しません」と言ってきやがってムキー。申請さえしない会社側の理由としては「そんな要件で申請してよいと書いてないから(経験上申請してもその理由じゃ通らないし)」ですってブチギレた夫が殴り込みまして(メールと電話でね)結果として会社に申請はさせたのですが、あっさりMOMに却下されました。会社の言う通りになっちまった←それがいちばん悔しい笑
その時点で私のSTVPの期限が切れる4日前。
あと4日後にはひとり飛行機に乗って日本に帰るのかぁ…
でも今の時期日本に帰りたくないよなぁ…
まぁ今の時期じゃなかったらこんなことなってなかったけどさ…
出国しなきゃいけなかったとしても、日本のじじばばの実家にも行きたくない。万一私が(市中感染はシンガポールほぼないのですが)空港とか機内とかでぜったいに移らないとはいえないもんね?老齢の両親に移したくない…
しかも、
今一旦退去したら、私ひとりいつシンガポールに戻って来られるかわからない…
その間、夫はひとりで、通学時間の全然異なる3姉妹の面倒みなきゃいけない=仕事しながらひとりでは絶対に不可能
…
…
…
ちっ最後の申請さえもきちんと通せないで、ほんと使えない会社だったぜ
というわけで結局は自力でICAに駆け込んで窓口で訴えました。
「これまでなんのビザで滞在してたんだ?DP?じゃああんたMOMに行かなきゃ。もう言った?(申し立てはしたが行ってはいない)でなんでICA来た?」といろいろ聞かれて
Mother of student’s passは申請済みなのよと言ったところでやっとSTVPの延長申請のフォームをもらえ
キュー番号もらえて窓口にたどり着けて今度は窓口のICA係官にまた最初から説明して訴える。
あとからおっつけLTVPのローカルスポンサーになってくれたシンガポーリアンの夫のお友達と夫(と登校前の次女)が来てくれたが
あっさり係官に「スポンサーもシンガポールで働いてる夫も(顔を見せる)必要ない」と言われ
(たぶんLTVPの際にすでにローカルシンガポーリアンが申請してるのでね)
えええーもうビルの下まで来ててあとちょっとで着くんですけどせっかく来てくれたのになんて言ったらいいの〜
夫たち3人が着いた時にはほぼ手続き終わって
滞在は無事60日延長されました
滞在許可って30日しか延長されないのかと思ってたし
まさかのローカルスポンサーの立ち合い不要とは思わなかったし
(事前のICAとの電話で必要と言われたし、会社の人事にも連れてけと言われた)
シンガポールで働いてる夫も、出頭しなくてよいとは思わなんだ。
とりあえずLTVPさえ申請してくれればあとは駆け込んでこいと事前にICAに電話で相談した際には言われており
(そうしたら延長したげるとはあちらも一言も言いませんが、考慮するから来いと)
申請がされてるかどうかのステータスがほんとに重要だったのです。
これ、申請できてなかったら…まじでアウトだったと思われ
ひとりで今時期に日本に向かって旅立たねばならず家族としばらくバイバイでした。
ひぃ〜危なかった
首がつながったのはSTVPが切れるほんの3日前。
ほんとに落ち着かない、胃がキリキリ痛くなる2ヶ月でした
ちなみに、STVPの延長申請は、通常の30日が切れる7日前から。たとえば、1/1に入国したら滞在期間は1/30とかまで?なので、1/23以降に延長申請できます。
こちらは予約とか要らず、パスポートを持ってICAに駆け込み、
インフォメーションで掛け合って申請用紙をもらい、キュー番号をもらって窓口でパスポートに延長◯月◯日まで、のスタンプを貰います。
まぁこんだけすったもんだあって申請したLTVP、結局issue(発行)はしなかったんですけどね
つまり現在私はこのLTVP(mother of student’s pass)で滞在していない。
でも「申請している」という状態にしておかなくてはいけなかったので私には必要でした。
そのお話はまた次回