125年前までこのエリアには、民家や神職さんの屋敷があったそうです。
その為火除橋は一の鳥居の手前にあります。
手水舎で手と口を清めて一の鳥居をくぐると
右側に五十鈴川御手洗場が見えてきます。
とても清い流れなので素通りせず、五十鈴川のパワーを受け取ってください。
ここでブレスレットなどを清めている方もいらっしゃいます。
若葉がまぶしいくらいにきれいでした。
ずっとここに居たい……
この場所のすぐ左側に、「瀧祭神」(たきまつりのかみ)がいらっしゃいます。
こちらはご社殿のない神社です。
五十鈴川の水の神様がお祀りされています。
五十鈴川自体に神様を見ているので、社殿はないんでしょうね。
ここは、内宮で一番最初にご挨拶してほしい神社です。
滝祭神は千年以上の歴史を持ち、所管社なのに別宮と同等扱いされているほど重要な神様なんです。地元では「取り次ぎさん」と呼ばれ、内宮の主祭神天照大御神さまにお取り次ぎをしてくださる神様です。
ご正宮参拝前に、
「○○から来た○○です。参拝に参らせていただきありがとうございます。お取り次ぎよろしくお願い致します。」
と、住所と氏名を言ってご挨拶します。
見落としやすいのですが、是非ご挨拶してください。すごい行列で写真は撮れませんでした。
ご挨拶を済ませたら元の道に戻って二の鳥居をくぐると、左側に神楽殿が見えてきます。
その少し手前に右側に曲がる道があります。この先の橋を渡ると「風日祈宮」(かぜひのみのみや)があります。
以前人間関係でモヤモヤしていた時、ひとりでこの場所を訪ねたことがあります。
橋の方から優しい風が吹いてきて、なぜか『あ〜許せる…』と思えて、神様の存在を強く感じたのがこの参道です。
とても清々しい場所で巨木も多く、この日は若いお父さんと子ども達が木に抱きついてパワーをいただいていました。