行動はエネルギーに従う。
エネルギーは意志によって希望する方向へ発せられる。
きっかけは感情。
感情は時に、思考に邪魔される事がある。
感情と思考、果たしてどちらが強いのだろうか？
※思考と感情について思うままに書いていたら最後に恋愛の話になってしまったので、タイトルの内容は後半にあります。
感情は、思考によって押さえつけられる時がある。
でもその原因は、過去に体験して得た感情だったりもする。
感情は行動をコントロールできないけれど、
思考は行動をコントロールできる。
でも、実は、自分にとって本当に大事な事のヒントが、感情の中に隠されていたりする事がけっこうある。
そしてその大事な事を自分に気付かせないように、思考が邪魔をしたりもする。
なぜ自分にとって大事な事のヒントがあるかもしれない感情を
自分の思考が邪魔をするのか？
それは、おそらく感情の中のヒントに気付いてしまうと、
今のままではいられなくなってしまうから。
わかりやすく言うと、
変化が起こってしまうという事。
実は人って、それが自分にとって最高に嬉しい未来だったとしても、
意外にも、変化より、慣れ親しんだ現状維持を選んでしまう事の方が多い。
その理由は、「未経験」だという事。
思考は経験を優先して守ろうとする。
だから感情が新しい世界を体験させようとする時、邪魔をしようとする。
例えば、、、
「こういうの好きかも♡」 って思った途端、
これまで自分が見たり聞いたり経験したりした、たくさんの情報を引っ張り出して、
「誰かに趣味悪いって思われるかも」 とか、
「やっぱりやめておいた方が良いかも」 って、
感情に従おうとした自分を思考が全力で今までの自分に引き戻そうとする。
こんな感じ。
「こういうの好きかも♡」って感じたまま、その感情に従ってみたら新しい発見があったかもしれないのに、
思考にあれやこれや邪魔されて、感情とともに新しい発見も目の前を通り過ぎていく事になる。
だからといって思考が悪者ってわけじゃないけどね。
感情が暴走するのをセーブできるのは思考だし。
大事なのは「この思考は自分の可能性を邪魔していないか？」と、
自分に確認する事かも？
いわゆる、自己肯定のためのイイワケってやつです。
例えば、
本当は好きなくせに「実は好きじゃないかも？」っていう思考は、
好きじゃないと思う事で好きだと思っている自分が傷つかないように守るイイワケ。
これ、恋愛関係に多いんだよね。
ある程度お互いの関係が築かれているのに、その先の進展がなかなか無くて焦っている人とかね。
進展したいのに（いわゆる結婚ね）、相手の気持ちがわからなくて、でも聞けなくて、
どうしていいか1人でモヤモヤしながら、
「でも、私もそんなに結婚したいとは思ってないかもしれないし、、、」
って、進展が無くて不安な自分を誤魔化している、間違った自己肯定のイイワケ。
そんなイイワケを自分にする前に、相手とちゃんと話合って自分の不安を解消してあげましょう。
自分の思っている気持ちを素直に言って、相手がどう考えているかを教えてもらえば良いだけ。
それが出来ずに相手が何か言ってくれるのを待っていたら、あっという間に年取っちゃうからね！