あの日のことは今でも鮮明に覚えています。
立っていることが難しいくらい、あんなにリアルに踏ん張って立っていた瞬間は後にも先にもあの日あの時しかなかったし、この先あるのかなと想うくらいにグラングランと地面が揺れてた。東日本が揺れたあの瞬間。
あれから、きょうで9年。
数字では大きく感じるけれど、体感的には、短かったなと私は想う。
日々それなりに生きてきたからだと想う。
住む家が変わったり、身内が亡くなったり、少なからず環境が変わったから短く感じるのかな。
生きているんだと想う。一歩ずつ進んでいるのだと想う。
進んでいる=生きる者の向かう先を想うと恐怖
今の私はそんな感じだけれど、今を生きることって、あの日あの人の生きたかった明日だと。
今日在るを感謝し、最善を尽くす。
明日も頑張ろ。