10月18日は保育園の遠足でした
いよいよ保育園最後の遠足です!
去年は五重塔までで引き返し車で頂上待ち。

今年は保育園から
最初から頂上まで歩きましょう 
奏太にチャレンジさせたい との提案が 

心臓病もあるし、無理もできないと思いながらも医者のOK(苦しいときは座るでしょうからと。)は出たので、今年は頂上を目指すことで保育園も準備をしてきました。
パパの姿が見えると甘えるのでパパは違う園児と先頭を、奏太の両脇には副担と加配の先生がつきました。私は頂上で待ってて下さいと言われました。

そして、奏太は羽黒山石段2446段を・・・

なんと登りきりました 
抱っこ無しで登りきったのです

途中、先生とは様子をTELでやり取りしながらも心配で心配で

何度も私は頂上から降りて行って抱っこして登りたい衝動にかられながら。
待ってて辛いのは、新潟大学病院で手術が終わるのを待っていた時くらい本当に辛かった。
どこから抱っこになるだろう、泣き叫んでないか、心臓は大丈夫なのか・・・

本当に何度も何度も降りて行きたかった。
転げ落ちるくらいの勢いで、降りて行って、『もういいよ!抱っこするよ!』と言いたかった。

お友達が先に頂上に着いて、そこでまた走って降りて行きたい気持ちになりました。

でもその時、
頂上についたばかりのお友達がみんなくるっと振り返り下に向かってまだ奏太の姿が全然見えないのに

『奏太くん!頑張れ!奏太くん!頑張れ!』

と大きい声で奏太に聞こえるように応援してくれています 

下を見るとパパが見える道の真ん中くらいに立っていました。
奏太の側ではなく、先で待っているパパの姿を見て、パパの気持ちが伝わってきました。きっとパパも何度抱っこしたい衝動にかられたんだろう・・・きっとパパも辛い中登ってきたんだろう。

奏太の姿がやっと見えました。
それは、小さくて小さくて本当に小さくて・・・
けど、まだ遠くにいる奏太の目が私を見つけたような気がしました。

 『ママ、見てて!僕、頑張るよ!あと少し頑張るよ!』

想像以上の頼もしい足取りで、しっかりと私を見つめ登ってきて、ゴールしました 

奏太、ありがとう。
パパ、ありがとう。
先生、保育園のみなさん、ありがとう。
お友達のみんな、ありがとう。
お友達のパパママ、ありがとう。
みんな、ありがとう!

最高の遠足でした

 
駐車場から登山入口まで歩く間・・・すでにお尻が付きそうで心配です

 
真ん中に小さくいるパパ・・・その視線の先に奏太が!

 
よその家のおじいちゃんと加配の先生と副担任の先生と一緒に!あと少し!

 
めでたくゴール!!!

みんな、応援ありがとう!!!