キングコング西野亮廣さんファンを

公言している私ですが、やっっと!

「えんとつ町のプペル」を鑑賞しました。

 

 

なぜ公開と同時に見なかったのか?

何度も自分に思いましたがでも間違いない。

今回が最高の受け取るタイミングだった!

 

 

(以下ネタバレ含みます)

(知った口を利きますが全て私の感想と考察です)

 

 

私の勝手な解釈ですが・・・

登場人物のプペルとルビッチは

西野さん自身のことなのかなと感じました。

 

 

ルビッチ「だれか見たのかよ!

煙の向こう側を、だれか見たのかよ。

だれも見てないだろ。

だったらまだ、わからないじゃないか!!」

 

 

ブルーノ「下を見るから揺れるんだ、上をみろ」

 

 

もう・・・西野さん自身の言葉っ!!

オンラインサロンでもずっと言ってらっしゃる。

 

 

キングコング西野さんは、

 

 

10代でNSCに入学して速攻売れて

20代前半で冠番組(はねるのトびら)を持って

30代前半で絵本作家に転身して

40歳で自身が脚本監督を勤めた

映画「えんとつ町のプペル」が公開

 

 

誰がどう見ても輝かしい経歴じゃないですか。

 

 

そしてみんな西野さんのことを

「天才」って呼んでいるし。

 

 

そして、

 

 

西野さん自身もご自分のことを

 

 

「僕は天才です」

「自分のことを爪の先まで愛しています」

「自分の嫌いなところが思い浮かびません」

「イケメンすぎてごめんなさい」

 

 

なんて強気な発言を涼しい顔して

毎回おっしゃっているんですよね。笑

 

 

で、私も心のどこかで

 

 

生まれつき容姿に恵まれていて

才能があって、広い視野を持っていて

人望があって、人脈もあって、お金もあって

何をやってもサクッと成功する人でいいなぁ...」

 

 

って思っていたんです。

 

 

何年も大ファンなのに。

 

 

でも、

 

 

映画「えんとつ町のプペル」を見て

自分の大きな勘違いに気付きました。

 

 

西野さんこそ、ずっと孤独だったんだなと。

 

 

映画の中で何度も

「ともだち」というワードが出てきます。

 

 

「ぼくと”ともだち”になってください」

 

 

「”きみはぼくのともだち”」

 

 

これも西野さん自身の言葉なんだろうなと。

 

 

10代で売れて、

20代前半で冠番組を持って

同期や先輩からも嫉妬が凄くて

 

 

タモリさんや

明石家さんまさんや

所ジョージさんのように

 

 

相方の梶原さんとなるために

そのポジションに行くために

睡眠時間なんて0に等しいぐらい頑張った。

 

 

一人で頑張れば頑張るほど

周りが頑張っていないように見えた。

 

 

だから自身の才能と感覚を活かして、

 

 

相方の梶原さんに

 

 

「もっとこうしろ!」

「なんで分からへんねん!」

「ちゃんとしてくれよ!」

 

 

こうして毎日厳しく接していると

梶原さんが精神的に病んでしまって逃亡。

 

 

その時にはねトび以外の

10本以上あった

キングコングの冠番組は全て終了。

梶原さんは長らく行方不明に。

(2か月後に無事コンビは復活)

 

 

ゴールデンタイムで

冠番組を持ったところで

上のポジションは当分空かない。

 

 

「今の自分たちがお笑いで

天下取ることは無理だ・・・」

これを20代後半で悟ったそうです。

 

 

そこで、芸人でTOPを獲ることに

意識を向けることを一旦辞めて

タモリさんの助言を受けて絵本作家に転身。

 

 

そこからもまた

非難&炎上の嵐だったそうです。

 

 

絵本を書くことに

最大限時間を割きたいから

時間の拘束が長い

TV番組には極力出ない。

(出るとしても番組を選ぶ)

 

 

そのため「ひな壇」に

上がる回数が極端に減る。

 

 

その時に、

 

 

大好きで敬愛していて

可愛がってもらっていた

ナインティナインの岡村さんに

 

 

ラジオで

「なんであいつはひな壇に上がらんねん!

芸人やねんからちゃんとしろや!!💢」

と、非難されたそうです。

 

 

その他の芸人さんからも

ずーっと非難されていたと。

 

 

「あいつはおかしい」

「宗教だ!」

 

 

新しい試みをすると必ず大炎上。

 

 

「普通の人なら余裕で自●するぐらい

ずーっと非難されていましたよ!

殺●予告とか何回経験したか分からない!

僕、よーく燃えるんです。笑」

 

 

笑って軽くポップに表現されていました。

 

 

私は心のどこかで

 

 

「西野さんは強い人だから

きっと何を言われても平気なんだろな。

だって才能も人脈もあるし。

この人は選ばれた特別な人だから。

 

 

こう感じていました。

 

 

相方の梶原さんですら

 

 

「西野は、天才ですから。

僕と西野とは違うんです。」

 

 

こうしてYouTubeに進出するまでは

西野さんとの比較からの

劣等感に押しつぶされそうになって

芸人自体を辞めようとしていたそうです。

 

 

でも全然違った。

 

 

強気な発言も

全てを笑いに変えるのも

 

 

ぜんぶ、ぜーんぶ、自分で自分を

励ましていたからなんだなって。

 

 

孤独で絶望している自分に

一筋の光を、希望を導き出しために

自分を救うためにしていたことだったんだ。

 

 

「だれか見たのかよ!

煙の向こう側を、だれか見たのかよ。

だれも見てないだろ。

だったらまだ、わからないじゃないか!!」

 

 

「下を見るから揺れるんだ、上をみろ」

 

 

こうやって自分で自分を励まして

どんなに辛くて孤独でも

希望を見つけて進んでこられたんだろうなと。

 

 

そしてその間も

自信をなくしてしまって

長い間迷走していた梶原さんと

梶原さんのご家族を大切に思って

 

 

毎月必ず大阪まで行って

舞台に立って漫才を続けたそうです。

(舞台に立つと一定のお給料が貰えるそうです)

 

 

そして梶原さんと週に1度は

コミュニケーションを取りたいがために

「毎週キングコング」という

YouTubeを早い段階で始めていたり。

 

 

そういった背景は

西野さんの発信を通して知っていたので

 

 

映画を見たときに、

 

 

西野さんの想いや葛藤や

目に見えない努力が、

 

 

そこがあまりに容易に想像できすぎて

映画を見ていて涙が止まらなかったです。

(3日前に見たけど、泣きすぎてまだ眼球が痛い笑)

 

 

天才とは、究極の凡人。

 

 

これを骨の髄まで理解している人のことを

「天才」と呼ぶんだなと思いました。

 

 

天才とは、

 

 

生まれつきではなく、

 

 

自分を信じて

今自分に必要な努力を

やりちぎれる人のこと。

 

 

外側のどんな声にも負けずに

何度でも立ち上がる人のこと。

失敗を恐れながらも行動を続ける人のこと。

 

 

 

「たとえ一人になっても信じて

上を見続けていたらよ、その時お前と一緒に

上を見てくれる同士が現れる、友達だ。」

 

 

「分かんない物にふたをしてたら

いつまでもふたをしてたら、

もう何も始まらないじゃないか」

 

 

「僕の未来を勝手に決めないで」

 

 

 

 

行動を起こす難しさ。
 
 
これは生きている限り
全人類の課題だと思っています。
 
 
劇中でも何度も
主人公や主人公の周り人達の
思考(暴走したエゴの声)の声が
出てきます。
 
 
「仕方ありません、私化け物なので」
 
「目立ったマネはやめとくれ、
これ以上家族を失いたくないんだ」
 
「そのせいで嘘つき呼ばわりされたよ、
洗っても洗っても臭くなる君のその体のせいで」
 
「私はゴミ山で生まれたので
ゴミを漁るのは慣れっこです」
 
 
これは劇中の主人公達のセリフですが、
 
 
これと似た声が私の脳内でも
四六時中よく聞こえてきていた
時期がありました。
 
 
こうした声が「正論」だと
自分の中に取り込んだ私は
ふとしたタイミングで、
 
 
「すみません。
大したことない人間なのに
出しゃばった真似をして。。。」
 
 
糸がプツッと切れたように
完全に思考に持って行かれて
私は絶望の淵に立っていました。
 
 
私の半径3メートル以内に
存在してくれてる
私にとって「大切な人」たちが
全員私を否定しているように
感じた時があります。
 
 
自分が存在することで
大切な人が悲しんで苦しんでいる。
 
 
こんなことを信じている時
これ以上の地獄はないと思いました。
 
 
「これが本気で死ぬことを
考える人の思考回路なんだな」
 
 
ということを体感しました。
 
 
「もう、消えてしまいたい」
 
 
という体感を
初めてハッキリと感じました。
 
 
その原因は、正体は、やっぱり
 
 
自分を否定し、
責める声でした!
 
 
自分の言動や行動の
背景を、理由を省みることなく
自分責めを長年コツコツ続けてきたから、
耐え切れなくなって爆発したのでした。
 
 
でも、思考は、暴走したエゴは
 
 
「全部自分なんだよ✨
(だから人生は自分次第で
どうにでもなるんだよ✨)」
 
 
と、決して気づかせたくありません。
 
 
だから、外側に意識を向けさせる。
 
 
でも、私の世界の創造主は
いつだって私しかいない!
 
 
だから今離婚しかないと思っている人も
離れてあげるのが愛だと思っちゃった人も
今苦しくて仕方ない人も
もうちょっと一緒に頑張ってみませんか。
 
 
だれも見たことのない景色を
一歩その先の世界を一緒に見よう!!!
 
 
伝説は、快進撃は自分でつくれる!
 
 
一緒に頑張りましょう!!ドキドキドキドキ