先月末に長期セッションを
ご卒業されたHさんのお話です。
※ブログ掲載許可は頂いております✨
 
 
「意中の彼と上手くいかない」という
ご相談がセッションの始まりでした。
 
 
単発セッションを
何度も受けてくださり
そこから長期セッションへ。
 
 
初回セッションが
2018年夏頃だったので
歴代最長のお付き合いでした。
 
 
私もHさんの変化を
見守らせていただきましたが
 
 
同じぐらいHさんも
私の成長を見守ってくださいました。
 
 
だから、終盤では
セッションというよりは
意見のシェア会みたいなかんじで
とても楽しかったです^^
 
 
と、今では笑って話せますがポーン
 
 
セッション開始当初のHさんは
本当に苦しそうでした💦
 
 
何が苦しそうってHさんは
完全に監獄のお姫様状態だったことです。
 
 
妄想という監獄
幼少期から入り続けていて
 
 
監獄の鍵はとっくの昔に
開いていた・・・というよりは
 
 
鍵なんて最初から
かかっていなかったのに
『お願いだから私をここから出して!!』
と悲痛な想いを叫び続けておられました。
 
 
詳しく何度もヒアリングを重ねていくと、
 
 
意中の彼と上手くいかないのではなく
そもそも彼とは何も起こっていなかった。
 
 
当時のHさんは
 
 
・職場で何でも話せる存在
・2人で全然飲みに行く
・家にも遊びに来たことがある
・お揃いのものを買ったことがある
 
 
でも・・・
 
 
彼とスッと上手くいかない
よく分からない付かず離れずの
距離感でモヤモヤするゲロー
 
 
こんなに想い合っているのに
どうして私たちの関係は
成就されないのだろう・・・
 
 
こんな形で1人
ロミオとジュリエット状態
だったのです。
 
 
これも今なら分かる。
 
 
人は長年監獄に入り続けると
どうしても思考は麻痺してきます。
 
 
Hさんは物凄く頑張り屋さんで
 
 
・寡黙なお父さん
・悲劇のヒロイン気味なお母さん
・2人の弟さん
 
 
5人家族の長女で育ちました。
 
 
幼少期は自分の気持ちを
しっかり主張できるような
活発な女の子だったそうです。
 
 
それってHさんの才能なんですよね✨
 
 
でも、その芽(才能)を
悲劇のヒロイン母は無意識に
ごっそり摘むんですよね〜ゲロー
 
 
Hさんが自己主張をすると
お母さんはヒロインでいれなくなります。
だから、スッと邪魔をする。
(お母さん自身も無意識です)
 
 
・私だって辛い
・私も助けてほしい
・体調が悪い
 
 
これも今なら分かりますが
Hさんとお母さんは2人で
「お父さん」の取り合いを
している状態だったんですよね。
 
 
Hさんは完全にとばっちりですが
お母さんは多分...確信犯!!笑
 
 
自己肯定感が低めのお母さんは
娘が生まれると自分の旦那さんを
「あたしの男を取られるまいムキーッ
無意識に娘にマウントを取りがちです。
 
 
いやいや、取らないよ。。。💦
というか取る、取らないの話じゃない!
 
 
Hさんのお父さんは
お母さんをとても大切にする人なので
 
 
ピュアにお母さんの主張を受け取り、
 
 
・Hさんを怒る
・Hさんにお母さんを守らせる
(普通逆なのに!)
 
 
Hさんが可愛がっていた
末の弟さんが亡くなった時でさえも
 
 
本当はHさんも泣きたかったのに
お父さんは『お母さんを頼む』と
Hさんに言ったそうです。
 
 
Hさんは泣くどころか
泣きわめくお母さんの背中を
優しくさすってあげる係でした。
 
 
ちょっと待ってよ。
 
 
私だって悲しいよ。
私だって泣きたいんだよ。
夫婦のことは夫婦でやってくれ。
 
 
物心ついた時から
 
 
ずーっとお母さんが主役
ずーっとお母さんがヒロイン
 
 
お母さん、1人劇団●季状態。
 
 
もちろん、
 
 
勝手にヒロインを
楽しんでくれているなら
全然問題はないのですが、
 
 
Hさんのお母さんは
自主開催の一人劇団四●なのに、
 
 
お父さんやHさんに対して
 
 
・観客になって!!
・スタンディングオペレーションして!!
・差し入れもしてね!!
・劇を見た後の感想を述べよっ!!
 
 
と色々注文が多かったんですよね。
 
 
もちろんこれを断ることはできますよ?
 
 
でも、お母さんを無下にすると
お父さんにまた怒られるかもしれない。
 
 
お母さんを粗末に扱うと
また体調崩したりグズグズ言って
私が悪者になるかもしれない。
 
 
うぅーうぅーうぅー
 
 
Hさんは相当
追い詰められていたと思います。
 
 
本気で追い詰められると
人は現実逃避を始めます。
 
 
人は悲しみ100%では
生きることができないので
脳が上手く処理をしてくれます。
 
 
Hさんの場合、
処理方法が「逃避」だった。
 
 
つまり、
 
 
妄想の国の監獄のお姫様に
なることだったのです。
 
 
でもこんなこと分かりませんよね。
教科書にも載ってないし
学校でも教えてくれないことです。
 
 
だから、Hさんは
常に自分を責めていたし、
 
 
でも責めるだけでは
生きていけないから
定期的の逃避をして
何とかバランスを保っていた。
 
 
だからなのか、
 
 
・彼に告白するもフラれてしまう
 
・体調を崩し入院→お仕事を長期休職
 
 
今思えばこれは、完全に強制終了でした。
 
 
そのタイミングでセッションを
受けてくださることになったのです。
 
 
Hさんの素晴らしいことは
とにかくまずやってくれました。
動くのがお早い!!素晴らしい!!
 
 
嫌なことを可能な範囲で辞めてみる。
 
 
これいいかも✨と感じたことを
とりあえずやってみる。
 
 
今の自分が無理なくできる範囲で。
 
 
これを続けていくうちに
徐々に妄想から解き放たれ
事実と区別がつくようになり、
 
 
名実ともに
自分に集中することが
日常化されました。
 
 
このタイミングで
巧妙な手口で彼を見張っていたけど笑
 
 
それも随分と辞めれるようになり、
 
 
今まではすべて
 
 
彼からいかに振り向いてもらえるかが
 Hさんの言動の基準になっていたけれど
そこが緩和されたあたりから
Hさんにミラクルが連発するようになります。
 
 
・地元から遠く離れた地へ転勤
 
・ただの転勤ではなく責任者に栄転
 
・意中の彼もなぜか転勤
 
 
業務の責任者に栄転したことで
長年興味があったマネジメントにも
携われるようになった。
 
 
必死で悲劇のヒロインを
頑張ってやっていた時代は
 
 
自分の望みが叶うどころか
体調まで崩していたのに、
 
 
自分とコツコツ向き合った結果
望みがスルスルと手に入り始めた。
 
 
意中の彼に対する
執着心もほとんどなくなったため
 
 
今ではというか、、、
 
 
やっとフラットなお付き合いが
できているそうです✨✨
 
 
そして何よりも
 
 
生きていて、楽です。
嫌なことが何もないですし
親も含めて周りの人に
感謝の気持ちでいっぱいです。
 
 
こんなことをおっしゃっていました。
 
 
Hさんは、
 
 
頑固で、プライドも高め
とご自身でおっしゃっていましたが、
 
 
でも、誰よりも
 
 
ピュアで、純粋で、優しい素敵な方でした。
 
 
私のスケジュールが過密を極め
疲れてイライラしていても
 
 
翌日の確認で手帳を見たときに
Hさんの名前を見つけたときに
 
 
あぁーよかった。
明日Hさんの日だ〜ニコニコ
 
 
ホッとしている自分がいました。
 
 
こんな風に想わせてくれた
伸び代が半端ないHさんに
心からの敬意と感謝を伝えたいです。
 
 
Hさんと出会えて本当によかったです✨
 
 
これからもずっと味方です。
ずっとずっと応援しています。
もうHさんは大丈夫。
何の問題もない!!!!!
 
 
最後に頂いたご感想をシェアさせてください。
 
 
これまた完全にあずさが
仕込んでる疑惑が生まれそうなほど
良いこと書いてくださってます笑
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
一緒に頑張りましょう!!ドキドキドキドキ