昔、あるところに

体重100kgのお姫様がいました。

 

 

お姫様は心優しく頑張り屋さんですが

でもなぜか心からの幸せを

いつも感じることができません。

 

 

そんなお姫様がある日、使用人の爺に

「私、ミスユニバースに出るわ✨」

と目を輝かせて言いました。

 

 

でも爺は咄嗟に

「おっ、お嬢様、まずは

お痩せになられた方がよろしいかと...」

と伝えました。

 

 

するとお姫様はちょっとムッとして

 

 

「これが私の個性なのっ。

私がダメな女って言いたいわけ?

私は特別だから体重が100kgでも

きっと優勝できるに違いないわおーっ!

 

 

と言いました。

 

 

コンテストの結果、

もちろんお姫様は書類選考で敗退。

 

 

「どうしてなの?

私の何がいけなかったの?

審査員が私をいじめる!!

そもそもこんなコンテストなんて

何の意味もないのよ!フンッ!!」

 

 

お姫様の発言を聞いて

爺はお姫様の使用人を

辞めたくなったのでした。

 

 

 

 

 

去年亡くなられた

元総合格闘家の山本KID徳郁さんの

とある言葉がとっても響きました✨

 

 

KIDさんは、引退後

亡くなるまで格闘家の

若手育成をされていました。

 

 

いつも若手選手に

 

 

”怪我をして試合に出れなかったら

元も子もないから

 

3ヶ月でも6ヶ月でも

まずはストレッチをさせる。

 

それができないなら、

試合に出ろのGOサインなんて出せない。” 

 

 

 

KIDさんに憧れて格闘家を目指す

活気に満ち溢れた若者達はきっと

 

 

『1秒も早く技をさせてくれメラメラ!』

『1日でも早く試合に出させてくれメラメラ!』

 

 

と何度も思ったことでしょう。

 

 

でも来る日も来る日も永遠に

ストレッチだけをやらされる。

 

 

正直めちゃくちゃ不服だと思うし

反抗する選手もいっぱいいたと思う。

 

 

でも、

 

 

選手の一番の目的はきっと

 

 

試合に出て、勝ちたい✨

勝って、強くなりたい✨

 

 

だと思うんですよね。

 

 

つまり、

 

 

勝つためにはまず 

試合に出れないと意味がない。

 

 

目的を果たすためには

まず試合に出ることが絶対条件。

 

 

だから一見伝わりにくいかもしれませんが、

 

 

本気で自分を慕って頼ってくれる

選手のことを考えての発言なんだなぁと

とっても感動しました✨

 

 

・ 

 

これを、

「自分と向き合う」ことに

置き変えてみると分かりやすいのですが、

 

 

怪我をして試合に出れなかったら

元も子もないから

 

3ヶ月でも6ヶ月でも

まずはストレッチをさせる。

 

それができないなら

試合に出ろのGOサインなんて出せない。

 

 

 

怪我→余計なこと、暴走したエゴの声

 

試合に出れない→話し合いができなくなったら

 

ストレッチ→体感ワーク

 

試合に出ろ→パートナーと話し合いをしよう

 

 

これってあるあるのお話なのですが、

とにかくパートナーシップが崩れだすと

 

 

①まず話し合いをしようとする

 

②徹底的に拗ねてパートナーを避ける

 

 

この2つの選択肢を取る人が多いです。

 

 

話し合いをするにも

自分の本音すら分かっていない状態で

一体何を話すつもり??

 

 

↑どうしてもここが

伝わらないことが多く

本当にもどかしいショック

 

 

本音が分からないと

話し合いという名の、

 

 

●お前が悪いんだからお前が更生しろ!

●お前さえ変わってくれたら私は楽なんだ!

●お前のせいで私は毎日しんどい!!

●結婚しているクセにいい加減にしろよ!

 

 

あっという間に夫婦仲が

更に悪化する可能性が大ですゲホゲホ

 

 

でもほとんどの方がそれでも懲りず

今度は話し方を変えてまた話し合いを持ちかけ

 

 

●悪いところは直すから

●だから別れるなんて言わないで

●ごめんなさい、私があなたをそうさせた

(↑当時はそんなこと1mmも思っていなかった笑)

●お願いします、戻ってきて

 

 

こうして、更に

お門違いの話し合いをしたことにより

 

 

「そういうところがしんどい。

俺にはもう幸せにはできない。」

 

 

と水戸黄門が印籠を出す瞬間バリの

険しい表情で離婚した方がいいと思う

とまた言われてる方が多いですゲロー

 

 

本音が分からないまま

破局寸前のパートナーと

話し合いをするということが

 

 

どれほどお門違いでかつ

恐ろしいことかということを

いくつか例えを出して書いてみますね♡

 

 

 

(ミスチルに憧れている若者バンドが)

俺らはミスチルみたいになりたいから

まずは武道館貸し切ってLIVEやろうぜ!!

1曲も持ち曲ないけど!!

 

↑いやいや、まず持ち曲作ろうよ!笑

 

 

●ミスユニバースに出ます!!

体重100kgだけどっ♡

 

↑いやいや、まず痩せようよ!笑

 

 

(プロの消防士さんが)

今から火災現場の消火活動を行います。

普段着で!!

 

↑いやいや、まず消防服着ようよ!笑

 

 

●運動会頑張って優勝するぞ!

インフルエンザだけど!

 

↑いやいや、まずインフル治して?笑

 

 

 

 

かなり極端な例ですが笑

辻褄が合っていないってこういうことです。

 

 

 

でもこれが

パートナーシップとなると

「例外」を持ち出してくる人が多いぼけー

 

 

 

●パートナーと話し合いをします✨

自分が本当に伝えたいことは

全くもって分からないけど!

 

 

●パートナーにもっと優しくしてもらいたい✨

自分が何をされたら嬉しいかは

全くもって分からないけど!

 

 

●パートナーに養ってもらいたい✨

私は絶対にパートナーを

養いたくないけど!

 

 

●パートナーに浮気を辞めてもらいたい✨

私は在り方を何も変えないけど!

 

 

 

意気込みも認めるし

あなたが真面目で良い人ってことも

ヒシヒシと伝わってくる!!

 

 

でもっ、でも!!

 

 

本音が分からないまま

パートナーと話し合いをすることは、

 

 

体重100kgのまま

ミスユニバースの水着審査に

出るようなもんなのです。笑

 

 

インフルエンザで白目むいてるのに

運動会でリレーのアンカーを

務めているようなものなのです。笑

 

 

一曲も持ち曲がないのに

ミスチル目指してとりあえず

日本武道館を借りちゃうようなもんなのです。笑

 

 

夢を叶える方法は

もちろん個人の自由ですが

確実に言えることは、

 

 

自分が本当に叶えたい夢は何か。

自分の初期衝動は何か。

初心、忘れるべからずだなぁと✨

 

 

だから、現実逃避をしたり

拗ねて向き合うことから

逃げてている場合じゃないなって。

 

 

日常に違和感を感じれるって

その時点ですごいことなので、

あなたなら絶対に大丈夫♡

 

 

あなたが今本当に

やるべきことってなんだろう??

 

 

本日も最後まで読んでくださり

ありがとうございました♡