人は「差別」が大好きです。
ただ差別と言っても2種類あって
例えば、
①オリンピックで競い合った選手に対して
金・銀・銅メダルを与えること。
これは自分の中で完結する
優越感に浸る行為です
②江戸時代の士農工商制度
これは人を巻き込んで
「勝った・負けた」を争う行為です
今人間関係で悩んでいる人は
99%の確率で②のパターンで悩んでいます。
江戸時代に幕府が設定した
士農工商制度のことを覚えていますか?
日本史の授業で出てきたアレです
(google様の記事よりお借りしました)
ここまで読んでくださった方は
皆さま「酷いなぁ。なんて理不尽な」
ってきっと思ったことでしょう。
もちろん私も思いました。
でもね、
士農工商えたひにん制度と
限りなく似たようなことを
みんな普通にやってますよ。
士農工商えたひにん制度の
現代verがマウンティングだと
私は考えています❗️
昔から人って本当に
差別が大好きなんですね。
マウンティングって
相手がいないと絶対に
成り立たないことです。
マウンティングは
することもあれば、されることも
あるんです。
マウンティングを
するときも、されるときも
頭の中でこんな図が描かれています。
「私は今どの位置なんだろう?」
って頭の中で無意識に計算しまくっている。
計算した結果、
「自分が①(武士)で、
相手が④(えた・ひにん)だな」
と思ったら、偉そうにしたり
嫌なこと言ったりいじめたりするんです。
逆に、
「自分が④(えた・ひにん)で、
相手が①(武士)だな」
思ったら、甲斐甲斐しく尽くしたり
必要以上に媚びたりするんです。
私が夫婦仲が最悪で離婚の危機の時は
典型的な「夫が武士で、自分はえた・ひにん」の立ち位置でした。
だから必要以上に尽くして
なんとか振り向いてもらえるように頑張って
自分の気持ちなんてそっちのけで
四六時中どうしたら夫(武士)が喜ぶか考えた。
ただ、残念な話なんですが
「相手が武士で、自分はえた・ひにん」
と設定している限り、どんなことをしても
相手は武士、自分はえた・ひにんのままです。
なのでこのマインドを変える努力を
まず頑張らなくちゃいけないんですよね。
あなたは本当に「えた・ひにん」
なのだろうか。
あなたが心の中でバカにしている
相手は本当に「えた・ひにん」
なんだろうか。
よーく考えてみて欲しい。
悩んでいる人はきっと
周りの人から散々
マウンティングをされてきたと思います。
差別すると、差別されます。
差別された人も
ちゃんとネガティブな感情を
成仏させないと
人を差別しちゃいます。
親に対して
『親なんだからこうしてよ!』
夫や彼に対して
『男なんだからこうしてよ!』
子どもに対して
『子どものくせに!』
友達に対して
『友達なんだからこれぐらいいいじゃん』
な〜んて差別発言していませんか?
そんなことを言っていると
親から
『子どもなんだからこうしなさい!』
夫・彼から
『女なんだからこうしてよ!』
子どもから
『親のくせに!!』
友達から
『友達なんだからこれぐらいいいじゃん...』
って言われちゃうんですよねぇ
最後によくある例え話をさせてください♡
(実際の私の経験談)
私『男なんだから稼いでよ!!
男なんだから私(女)を養ってよ』
夫『女性も働くべきだと思う!!
俺ばっかり働きたくないし』
☝︎不仲の時ずっとこの会話。
でも今は
『あずさが機嫌いいのが一番❗️』
と、夫は笑顔で言っています。
そして何故かご機嫌で仕事に行くようになり
成績もグングン上がり稼ぐようになった。
これはひとえに私が
『男だから❗️夫だから❗️』
という差別マインドを手放したからです。
自分の食いぶちぐらい自分で稼ぐさ。
自分が嫌なことはあなたにも強要しないよ。
ってね!!
夫婦仲が最悪の時なにが一番辛いって
『この辛気臭い顔夫の顔を
いつまで見ないとダメなんだ?』
と思っていた時です。
窮地に立たされて初めて私は
『お金も地位も名誉もなにもいらない。
ただ、笑って幸せに夫と過ごしたい』
って自分の本当の願いに気付いたのです。
『夫の笑顔以外、なにも要りません!!』
と腹をくくり、その思いを自分の中に
何度も落とし込みました。
ブレそうになったら
『お金が欲しいの?安定が欲しいの?
それとも心穏やかな日常が欲しいの?』
と、何度も自分に問いかけました。
『お金!!稼いでこい!!男だろ!!』
と言いまくってエンジンがかかる男性も
もちろんいると思います。
でも、私の夫の場合それは逆効果だった。
だから辞めただけ。
夫に対するマウンティングを辞めたら
夫も私にマウンティングするのを辞めた。
すごくシンプルなことです。
差別したら、差別されます。
それを踏まえてあなたはどうしたいですか?