犬歯がポイントになります


デンタルクリニックふじい

院長  藤井公之(フジコ)です

 

先日、メールで相談がありました

 

今日は、その相談者の方と同じ悩みを持たれている方もおられると思うので、それに答えていきたいと思います

 

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小学4年生の娘の歯並びについて相談させていただきます
 

幼い頃に指吸いの癖があり、前歯が やや出っ歯です

 

最近、前歯の上の犬歯が2本八重歯で生えてきました

 

プレオルソで矯正を考えておりますが、年齢的に可能なのでしょうか

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小学4年生、言いかえると9歳ないし10歳です

この年齢は、歯並びにすごく大事な時期にあたります

 

なぜかというと、犬歯(糸切り歯)が生えてくる年齢だからです

歯は歯茎の中に植わっているのですが、植わっている部分を「歯根」と言います

 

犬歯の歯根は、全部の歯の中で長さが一番長いんです

歯根が長いと歯はしっかりするのですが、動かすとなると厄介なんです

矯正をするなら、犬歯が生える前と後とでは難易度が雲泥の差

 

だから、犬歯が生えるまでに 犬歯が生えるスペースを作っておきたいんです

そういうことを考えると、歯並びを綺麗にするには、小学1年生、2年生には始めておきたいものです

 
今回の相談者の方は すでに小学4年生で、犬歯が生えてきています八重歯になってきているようです
 
ちなみに八重歯とは、2番目の歯が内側に入ってしまう歯並びのことです
こんな歯並びです
 
でも、元はこんな歯並びだったんです
床矯正をしていたのですが、途中で挫折して上の写真のようになりました
 
犬歯の生え方次第では、出っ歯にもなってしまうんです
指吸いだけの問題でもないんです
 
 
プレオルソ というマウスピース矯正があります
こういうものです
ドラゴンボールのようなケースに入っていて、ボクの医院でも使っています
 
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前回のブログにも書きましたが、マウスピースを入れたら多少は歯は動きますが、後戻りをします
機能的なトレーニングを同時にしないといけないんです
 
トレーナーだけで歯並びが良くなるの?
 
姿勢、呼吸、嚥下、足指などを整える必要があるんです
歯だけを整えるのではなく、全身を整えないといけないんですね
 
相談者の方、理解していただけたでしょうか
 
ではまた

 

 

 

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今日も最後まで読んでいただき

ありがとうございます
明日も楽しく、笑顔でいっぱいの日に

なりますように