学生は夏休み真っ盛りの今日このごろ、今週末からはお盆休みに入る社会人も少なくないと思います。コロナ騒動の間に、やっぱり旅行や帰省はいいよね、とその価値が再発見されたようにも思います。自分もまた、ちょっと出かけようと考えています。

そんな「旅行のハイシーズン」に、普段以上のキャパシティを提供する為に一生懸命働いてくださる運輸業の方々、「掻き入れ時」という名のハードワークに対応してくださるサービス業・観光業の方々への感謝を持つようにしたい、と思います。また、休みとは無縁で「普段通り」働いている社会インフラの方々がいるから、電気もガスも水道も公共サービスも維持されていることも忘れずに。

そう思えば、列車や飛行機がちょっとやそっと遅延しようが、お土産を買うレジでなかなか自分の会計の順番が回ってこなかろうが、トイレに長蛇の列ができていようが、旅行に不慣れな人が在来線と新幹線の乗り換え改札機で詰まっていようが、

「働く人たちが頑張って、客側も協力的で、それでも捌けないくらい人が多いのだから仕方ない」

と割り切れる寛容さが持てるのではないかな、と自分は思います。少なくとも、サービスを提供してくれる方々が最善を尽くしている所に文句を言うのは、お門違いのような気がします。

感謝を言葉で伝えなくとも、感謝と敬意を持って接するだけで、お互いに悪い気分にはならないものです。「感謝の気持ちを持つ」って、とっても安上がりに世の中を良くする方法なのかも、なんて考えたりもします(笑)。