*あくまで個人の考えです。

最近、地元の中学校に進学した、子供の小学校時代の元同級生が、地元の塾に行く姿をちらほら目にするようになりました。中2になり多少なりとも高校受験を意識して塾に通っている姿を見ると、小学校に入った頃からのやんちゃな姿を知っているだけに、感慨深いものがあります(笑)。

公立中高ルートは、3年間隔で入学試験があるので、結構せわしないです。高校受験をしなくていい、何よりしょうもない内申対策をしなくていいのは、私立の中高一貫校の大きな利点です。



ちなみに、これを書いているロースかつは、中高一貫の私立中学から県立高校に進んでいるので、高校受験はやっています(笑)。しかし本ブログで高校入試に関する勉強法が一切出てこないのは、高校入試というものをナメているからです。

中学入試は「小学校のレベル」を逸脱した問題を平気で出すし、大学入試は「高校で学習する範囲」で充分に難しい問題を作れます。対して、高校入試は「中学で習う範囲」を厳守させられる上、内容的にも難しくないので、その制約の中で適正に差のつく難問を作るのは至難の業です(奇問やクソ問は作れる)。また、いわゆる「県内No.1進学校」ですら、受験者はもちろん合格者内ですら学力差が大きすぎるので、難易度の高い入試問題では入試が成り立ちません。

そんなわけで、高校入試の受験対策は、内申点比率50%とかいうクソみたいな入試をやっている地域を除いて、「受験本番で全科目満点を取れるように勉強しておきましょう」じゃないの?と思っています。
実際のところ、公立高校の上位層は高校入試で満点かそれに近いスコアを取っているでしょうし、高校入試くらい「通って当たり前」で通過しないと、そのあとの大学入試で、私立中高一貫校の同程度の地頭の生徒に対する時間的不利を覆せない気がします。

ご参考(笑)?!