GWも今日で終わり、9日前の野望が「見果てぬ夢」だったことを実感なさっている頃でしょうか(笑)。


難関中学の合格体験記にあるような、「GWは必須課題は全部終わらせた上で、オプション課題をいろいろやった」的な小学生の方が特殊で、身も蓋もないですが、そこまでやらなくても合格する生徒は合格するし、そこまでやっても不合格になる生徒もいます。


受験なんてそんなもん、と割り切っていれば、そうカリカリすることもないでしょう。




GW期間中に限らず、中学受験を成功させるのに必要な保護者のメンタルは、以前に書いた「忍耐・鈍感・放置」に加え、


努力は報われない


と「悟る」ことではないかと自分は思います。


中学受験に熱中する保護者を見ていると、「努力は報われた」成功体験をした人が多いのかな、という気がします。でも実際は、才能は努力を駆逐します。

「努力は報われた」と思っている人も、自分の才能で他人の努力を蹂躙していたことに無頓着であったり、自分の必死の努力を他人の才能で踏み潰されたことに「気付かないフリ」をしてやり過ごしてきただけではないのかな、という気もします。


努力は報われない

努力した上で才能が問われる


そう割り切っていれば、自分がやるにせよ、自分以外がやるのを見ているにせよ、そうカッカすることもないように思います。