※あくまで個人の妄想です(笑)。

※皮肉とネタで書いているので、マジレスはご遠慮ください。


GWには「こどもの日」があるので、毎年この時期は少子化の話題が出てきます。社会が豊かになれば子供の数が減るのは「先進国あるある」なので、別に本邦に限った話ではないのですが、しばらくは「少産」の負の側面は続くでしょう。


もっとも100年単位で見れば、社会形態が「多産」と「少産」を行き来しているだけだと自分は考えています。個人主義を重視する「お一人様」や「DINKS」の思想に感化された人たちは繁殖せずに絶滅し、個人の権利を抑制し「産めよ殖やせよ」の規範を是とする集団や、本能のままに繁殖する男女の子孫が繁栄する、ただそれだけのことです。

個人の権利の尊重という社会思想は少子化を招くが故に「持続可能性」がなく、結局は個人の権利の抑制という社会規範の集団が繁栄する、という未来を、ポリコレ棒を振り回している人たちは認めたくないでしょうが、結果としてそうなります。




ただ、お金がないから子育てできない→子供を持てない、というのは現代の課題として真摯に取り組むべきだと自分は考えます。その方法として、「賃金労働」と「子育て」を分離する社会システムはどうでしょうか。


賃金労働部隊

都会でキラキラしたい人、賃金労働で自己実現したい人、子育てより自分の人生を優先したい人などを都市部に集め、好きなだけ働いてキラキラしてもらう。社会を維持する為の「社会の再生産」には寄与しないので、多額の税金を支払い、将来的に社会を支えてくれる若年層の育成に金銭的に貢献する。


子育て部隊

ヒトの本質は繁殖だ、と割り切れる人。生活コストの安い田舎で本能のままに「産めよ殖やせよ」を実践し、生活は子育て最優先。出産、子育てに必要な費用は都市部の「賃金労働部隊」が働いて稼いだお金で賄う。「社会の再生産」で社会に貢献する。



以上、多様な価値観が尊重され、それぞれが「自分が大切だと思うこと」を実践できる、それでいて社会の再生産もできる、「そんなに悪くない社会システム」ではないか、と考えます。