本ブログの国語関連の記事のまとめです。
最終更新2024年5月19日



現代文
国語のオススメ(現代文)
国語のオススメ(中学受験向け)
諸般の事情により限定記事になっています。
現代文はとっても残酷な科目です。
数学は上位層ほどよく数学を勉強していますが、国語の上位層にはテスト対策などやらずに「素で受けてできる層」がそれなりの割合で存在します。一方で「勉強しても全然できない層」も結構な割合でいます。勉強量と成果の相関が悪い科目なので、真面目に勉強する人が最も少ない科目かもしれません(苦笑)。

上記のリンク先では「論理的に読んで論理的に解答する」ことを説く、出口氏の本を紹介しています。解法としてはそれで充分なのですが、そのベースには一般教養、社会知、人の感情の機微を理解する能力など、単に「国語の成績を良くする」という合目的的な勉強だけでは補えない部分もあるように思います。国語を指導する人が「読書をしろ」と言うのはその為だと考えます。

また、英語や数学ができなくてもできる仕事は山ほどありますが、現代文ができないとほとんどの仕事で支障が出ます。「文章を読む」「文章を書く」「人の考え・感情を読む」は多くの仕事で必要とされるスキルなので、「自分は理系だから」と国語の勉強から逃げない方がいいと自分は思います。

参考記事(限定)

古文•漢文
国語のオススメ?(古文)
国語のオススメ(漢文)
国語のオススメ(故事成語)
漢文は、少なくとも大学入試レベルではディープな内容は問われないので、上記の田中氏の漢文の本で足りると自分は思っています。その上で、故事成語の背景を理解していれば、大学入試対策としては充分のように思います。

古文は上記リンク先にも書いていますが、「この1冊」という本を自分はまだ見つけていません。古典文法、古語、古典常識を1冊でやるのは無理があるのかもしれませんが(笑)。

ちなみに「中学・高校の古典は役に立たない」と主張するのは、その分野が卓越してできるようになってから言った方が良いと思います。できない人間が「やっても意味がない」と言うのを、世間では一般に「負け惜しみ」と表現する気がします。