当ブログでは、これまでミライコンパスのネット通販化のアイデア(与太話)をいろいろ考えてきました(笑)。




いろいろ考えていくうちに、各学校が提出を求める「調査書」が、ネット通販化(出願のシンプル化)の障壁だなと思うに至りました。今日日、調査書のいらない中学校も増えましたが、調査書を出させる中学校もまだまだ沢山あります。でも、


•異なる基準で採点された評定や、担任の感想に過ぎない所見は、どうせ入試の判定資料に使えないでしょう?


•受験生の人となりが知りたければ、入試に面接を入れればよい。


•調査書が無ければ「冷やかし受験」「スコア稼ぎ受験」が増える可能性はあるが、そういう受験をする家庭は、調査書の提出が必要でも、行かない学校の調査書を小学校の教職員に作らせることに躊躇しない。


•調査書を作る小学校の教職員のことを考えろ。中学校が小学校教職員のサービス残業を増やすのやめろ!


特に最後の「小学校の教職員の労務改善」は急務だと思うのですよ。中学受験が盛んな地域で、6年生の担任などただの「罰ゲーム」でしょう。前世紀、中学受験生はいてもクラスに数人、受験校も多くて3校くらいだった頃にできたシステムを、現代でもやっているのは無理があります。

また、もし中学校側が受験生の小学校での欠席数が知りたければ、「欠席数調査」の共通フォーマットを作って、それをミライコンパスの受験生情報にアップロードしてデータを使い回すとか、やり方はあるでしょう。


どうせほとんど使わない資料を作るために、関係者に過大な労力をかけさせる調査書は、いい加減やめたら、と思います。「無料」で提供されるからと言って、提供する側はノーコストではありません。