ぼちぼち再修業中の数学のお話でも。

経緯については、こちらをご参照ください。
とりあえず数学ⅠAを最初から振り返っているのですが、さすがに代数分野は忘れてないです。まあ、日常生活で(?)普通に使いますので(笑)。今でも考えずにできる部分が多いので、サクサク進みます。

対して、かなり忘れているのが、幾何です。正弦定理、余弦定理など、すっかり忘れていました(苦笑)。三角形の性質とか、普段の生活で使ってないこともありますが、そもそも学生時代に代数の方をたくさん勉強していた気がします(代数の方が好き)。

昨年、中学入試レベルの図形の問題で「解法を思いつかない」ことがあったので薄々感じてはいたのですが、自分の、幾何の問題に対する「解法の引き出し」が、代数よりも遥かに少ないことに改めて気付きました。幾何は「解法の引き出し」が少ないと、代数以上に「解答のきっかけ」を見出しにくかったりします。これが自分の「大学入試の数学ですっきりしない」原因の1つだったように思います。

ちなみに、ある程度の難易度の問題までは対策はそこまで難しくなく、とりあえず「解法の引き出し」作り、言い換えると「典型問題の解法を理解して、使えるやり方を増やす」のが手っ取り早いです。多分、中学受験の図形問題対策も同じだと思います。

言い訳になりますが、自分の学生時代、上記のことを分かっていて、幾何では手を抜いていました。さすがにセンター試験レベルの問題はできないと困るのでそのくらいはやりましたが、2次試験には幾何に特化した問題があまり出ない上、困ったら座標に置き換えて代数的に解く、という「芸のない」やり方でそこそこ乗り切っていたので、それで良しとしていました。

今回、数学以外の科目も並行して学習する必要のあった中学高校時代と違い、今は自由に使える時間を数学だけにつぎ込んでも何も困らないので(笑)、まずは幾何の「解法の引き出し作り」に腰を据えて取り組んでみようと思います。ある程度「使える道具」が増えたら、その先が見えてくるかな、と思っています。