「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」(1989年〜1996年、週刊少年ジャンプ)の序盤に、主人公ダイとポップがデルムリン島から旅立つ場面があります。その旅立ちを、その時点では死んだと思われていた2人の師匠:アバン先生が物陰からこっそり見守っている…中学受験を終えた今、親としてはその時のアバン先生の気持ちです(笑)。

中学受験を通じて「ああこの人は勉強に関するポテンシャルは自分(親)より上だな」と思いました(親バカ(笑))。勉強に関して、今は「経験値の違い」で自分の方がいろいろなことができますが、これからは「親の経験値」が逆に子供の成長を阻害する気がします。

自分で戦略と戦術を考えて学習する、目先の目標のみに囚われない、物量頼みの勉強をしない、などなど、先達として伝えたかったことはだいたいもう伝えてあります。いずれ伝えたかったことの本質を理解してくれるでしょう。それを活用するか否かも、本人次第です。(ちなみに子供からは、アバン先生じゃなくてマトリフ師匠の方が近い、と言われています(笑))

今後は、進学する学校のシステムを有効に活用し、友人たちと切磋琢磨して成長していくことを期待しています。