3/6に結納を行い、3/8にトラブルが起き、3/10に実家に呼び出され散々怒鳴り
散らされ、3/13・15日にN美と議論し、15日に口頭で婚約破棄を伝えた。
3/21に改めてメールでも婚約破棄を伝えた。3/23に式場キャンセル連絡を行い、
3/27にキャンセル料を支払い、既に誘っていた親族や友人らに結婚が白紙になった
と伝えた。
精神的ストレスが大変に大きく、仕事の繁忙期とも重なって、夜も眠れず、
食事もとれず、体はブルブルと震え、突発的に泣き出すようになり、ゲーゲー吐いた。
病院の精神科に薬をもらい、婚活カウンセラーに相談し、弁護士にも相談しに行った。
日数にすると20日ほどだが、何十年も過ごしたような感覚だった。
3/13に会議は原因の追求と改善策を話し合った。この時は私の中で、継続するか婚約
破棄にするか半々だった。私は自分がいかにN美両親に傷つけられているか、不快に
思っているかを率直に伝えた。大変に失礼な行為とは認識していたが、限界だった。
もう避けては通れない道だった。N美は真摯な姿勢で私の話を聞いてくれた。
これなら何とかなるかもしれない。私は希望をもった。何度でも書くが、私はN美を
愛していた。
3/15に会議は引き続き原因の追求と改善策を話し合うつもりだった。
私の中で夫婦で決めごとを作成し、それを遵守していこうというところで終わらそうとした。
決めごととは
①コミュニケーションをもっと密にとろう
②トラブルが起こったら、自分たちで解決し、親に頼るのはやめよう。
③話し合いを避ける行為は慎もう。
④自身の考えを一方的に押し付けるのではなく、お互いの考えを
尊重しよう
等だ。
N美は最初から怒っていた。喧嘩腰で来ていた。13日で私が話したことを
家族で話し合ってきたらしい。
「N美家は間違ったことは一切していない」
「ともたろすが傷ついているのはすべて被害妄想」
「N美家を非難するような言動は絶対に許せない」
「謝れ!謝罪しろ!」
というのがN美の主張だった。
「N美と2人だったら、どんな困難でも乗り越えられる・・」そう思っていたが、
N美の敵は私になってしまっていた。
もう無理だ・・私の心は完全に砕けた。ポロポロ泣きながら
「あなたの考えはよくわかりました。もう無理だよ・・婚約を白紙にしよう。
もう終わりにして、お互い楽になろうよ。こんなの辛すぎるよ・・」と伝えた。
N美は「どうして・・どうして・・」とポロポロ泣きだした。
「ねぇ、俺のどこが好きだったの?見てくれもかっこよくないし、
年も取ってるし、年収だってさして高くない。N美は若いし、
可愛いんだから他にいくらだっていい男はいたはず。
俺を選んだ理由がわからない。教えてくれる?」
「笑顔が好きだった。度量が深いところが好きだった。
愛おしいと思ったもん。世界一カッコいいよ・・」
N美は私に抱きついてきたが、私はN美の肩をつかんで引きはがした
「ごめんね。もうN美に触れられないんだ・・」
2人で泣いた。泣いて泣いて、泣きながらN美は帰っていった。これがN美との最後の
日である。
この文章を書きながら、私はまたポロポロ泣いている。