鈴が
いつから人間と
関わるようになったかは
定かではないが
鈴は縄文時代に
クルミなどの木の実やマメを振ると
外殻や鞘の中で
種子が動いて
鳴ることに着想を得て
作られた道具ともいわれる
マメや木の実の種子が
殻や鞘につかず
どこにもつながれていないのに
外殻とともに成長するというのは
人間にとって
このうえなく神秘的であった

そんな名前を持つ
森下鈴さんは
神奈川県の出身だ





















個人形・団体形の選手である彼女が
空手を始めたのは
幼稚園の年中時
2つ年上の
お兄さんの影響だった
以来
「結果が出ると
周りの人たちも
喜んでくれるのが嬉しくて
やめたいと思ったことは
ありません」と言う

この部には
中学3年生の時に
練習に参加した
全員で空手をしているという
一体感のある雰囲気に
魅了された

最初は不安だった寮生活も
今では
洗濯などの身の回りのことを
自分ですることが
楽しいそうだ

「当面の目標は選抜大会です
一人ひとりの力が強いチームなので
個性を生かしながら
チームとしての完成度を高めていきたいです」
鈴のような笑顔で
話してくれた
彼女だった。
  

ウェデイング・レポーターのココが好き !  

 御殿場西高 空手道部

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