トワイライト
「トワイライト~初恋~」のストーリーをおさらい
アリゾナ州フェニックスから、雨と霧の町フォークスに転校してきたベラ・スワン。母の再婚を機に、生まれた町に戻って父チャーリーと暮らすことにしたのだ。
町の外科医をしているカレン先生の家族だという5人は全員美形、身のこなしも優美。
そのひとりエドワード・カレンが、転校してきたばかりのベラに敵意に満ちた視線を投げてくる。
絶対に助からないと思った瞬間、エドワードがどこからともなく現れてベラを救う。
ベラにしか見えていなかったが驚くことに素手で車をとめたのだ。
超人的な力、白い肌、ゴールドの瞳、そしてベラにだけとる謎めいた態度…。いったい彼は何者なんだろう?
あるとき、クラスメートと行ったビーチで、幼なじみの地元のインディアンの少年ジェイコブ・ブラックから、この地に伝わる「冷人族」の昔話をきく。
伝説では彼らの敵である「冷人族」は“血を飲む者"、つまり吸血鬼のことだという。
ベラはエドワードが吸血鬼ではないかと疑い始める。
底知れぬ恐怖を感じるが、同時にエドワードに強く惹かれ始めてもいた。
カレン一族は人間を襲わず動物の血で生きることを選択した特殊な吸血鬼だった。
そしてエドワードは人の心を読む能力があるが、なぜかベラの心だけは読めずイライラしていたこと、ベラの香りに抗えないほどに惹きつけられていたと告白する。
エドワードもまた禁断の恋におちていたのだ。
こんなに人を好きになったことはない、相手が吸血鬼であろうとかまわない。
ベラにとってもエドワードにとってもこれは初めての恋だった。
許されない関係と知りながら二人はつきあいはじめる。
エドワードはカレン家のメンバーにベラを紹介した。「父」であるカーライル、優しそうな「母」エズミ、美しいブロンドのロザリー、超人的な力のエメット、まわりの感情をコントロールできるジャスパー、未来を予知できるアリス。
ロザリーはベラに冷たくあたるが、一家はベラをエドワードの相手として認めてくれた。
別の吸血鬼の3人組が、ベラを連れて森にきていたカレン家と遭遇したのだ。
彼らはもちろん人間を狩って生きている。
そのうちの一人ジェームズは獲物をみつけたら絶対に逃さない凶悪なタイプの吸血鬼だった。
ジェームズは執拗にベラを狙う。
ジェームズを撒くためにベラはアリスたちとアリゾナへ身を隠すが、罠にはまってしまう。
ベラはつかまって腕を噛まれ、吸血鬼の毒がまわりかけるが、ぎりぎりのところでかけつけたエドワードたちに救われ、ジェームズは始末された。
エドワードを愛している。これからも彼と一緒にいたい。
だが、すべてを見抜いている地元のインディアンからは、人間が冷人族と関わるなと警告され、また、ジェームズの残りの仲間からも襲われる危険性は十分にあった。
それでもベラはエドワードを愛していくことを決意するのだった。