引き寄せの法則関連の本や記事を読んでいると
出会うフレーズ。
「見返りを与えずひたすら与え続ける」人が成功する
「ギブアンドギブ」の精神を持ちましょう
確かに。
圧倒的成功者は見返りを求めないギブをくださいます。
私の知り合いにも１代で事業を起こし、
大きな会社を経営されている方がいらっしゃいます。
お食事をごちそうしてくださり
本や全国のおいしいものなど、お会いするたびにお土産をくださり
講演会やパーティに無料でご招待してくださって
私には一切の見返りを求めません。
太っ腹とはこの方のためにある言葉
というくらいのギブっぷりです。
豊かな人脈とお金の流れを持つ
引き寄せの法則の実践者だと学ばせていただいています。
もう私はテイクアンドテイクで、いただくことばかりです。
相手の格が違いすぎて、
私のギブバックでバランスを取らなきゃ
ということができません
今のところ、
私がいただいた恩恵は別の人のお役に立つことで
いただいた豊かさのエネルギーの流れを止めない
ということに気を配っています
成功者がギブアンドギブの精神であることは確かです。
お金持ちの行動、思考を真似すれば
あなたもお金持ちになれる
ということも思考を変化させ、潜在意識の書き換えには有効な手段です。
しかし。
ギブアンドギブを実践する前に、必ずしてほしいことがあります。
これをしないと引き寄せの流れが逆行してしまうくらい大切なことです。
それは。
あなた自身が心から満たされているという実感を持つこと
自己承認力をぐっと引き上げること
セルフイメージを高めること
これがギブアンドギブの絶対的な前提条件です。
成功者の「与える」行動力にフォーカスしている書籍はたくさんあるのですが、
そもそも、ギブアンドギブを実行している人に共通しているのは
セルフイメージが高い
です。
豊かさをきちんと「受け取る」大きな器
を持っています。
だからギブアンドギブができるんです。
だって、ギブすればするほど豊かさが流れ込んでくるから
彼らは与える一方なのではなく、
与えた相手以外のところからテイクがあるのです。
自己承認力やセルフイメージが低いまま
ギブアンドギブをしてしまうとどうなるかと言いますと
心が疲弊します
そもそも自分が満たされていないのです。
なのに、相手のことだけを考えてひたすら与えることをするのですから。
疲れるんです
成功者は与えた相手以外のことろから豊かさが流れ込んできますが、
自己承認力やセルフイメージが低い人は
「受け取る」ことが苦手です
どこからも豊かさは流れ込んできません
これでは「自己犠牲」になってしまいます。
ギブアンドギブとはまったく別物です。
自己犠牲を続けていると承認欲求が生まれてきます。
見返りが欲しくなってしまいます。
「あなたのためを思っているのに」
自己犠牲とは、誰かの幸せ=私の幸せ
と考え、相手のために行動することです。
見返りを求めず行動できる人は
自分が満たされています。
そもそも自分が満たされていないのに
相手のため、と思って行動する裏側には
そうすることでご褒美がある、という「期待」があるのです
「期待」するとは「今の自分はそれを持っていない（だから期待する）」ということで、
脳が「持っていない」という現実にフォーカスし、
現実を維持するよう頑張ります。
ということで、結果、
心が疲弊するだけで豊かになれない
という引き寄せが起こります
残念です
ギブアンドギブは、
見返りを求めず相手に与え別のところから豊かさを引き寄せる
です。
この行為自体も広い視野で捉えたら
ギブアンドテイク
なのです。
ですから、
受け取ることにマイナスイメージを持たないでください
最初はテイクアンドテイクからのスタートです。
あなたは受け取っていいのです
その価値があるのです
自分の良いところをたくさん書き出してみてください。
１００個書けたら合格です
まずは、
自分を最大の愛情で包み込んでください
自分のことを「ありのまま」認めてあげてください
自分の人生を好きなことで満たしてあげてください
あなたが幸せだから、相手を幸せにすることができるのです。
満たされたあなたの心から溢れてくる愛情
それが
相手に見返りを求めないギブアンドギブになります。
豊かさを引き寄せる秘訣です。
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