「あの人ってどうしていつもこうなんだろう?」

「ふつうだったらこうなのに、あの人はいつも違うことをする」

「あの人だけは許せない」

 

心穏やかではありませんね。

 

自分以外の誰かのことなんて気にしなきゃいいのに、と思うのに、

気になって仕方がないし、イライラしてしまいますむかっ

 

「許せない」という気持ちは

人が持つ感情の中でも特にとても強いエネルギーを放ちます。

その感情を保ち続けるのもエネルギーが必要で、あなた自身も消耗を強いられますショック

しかも、そんなに強いネガティブエネルギーを相手に放っていたら、

同じ波動は必ず自分に返ってきますから、

その影響力といったら想像を超えるレベルですダウン

 

その感情から何を引き寄せてしまうでしょう?

 

そんなエネルギーを消耗する「許せない」気持ち、

このまま放置しますか?

このまま持ち続けたいですか?

 

あなたの「許せない」気持ちはどこからやってきたのでしょう?

 

世の中では、みな○○しているのに、あの人はそこから自由だ。

あの人だけはいつも○○している。

常識的には○○すべきなのに、あの人はしていない。

 

あなたの基準値で、「○○ならこうあるべき」という

思い込みと期待値が見え隠れします目

あくまでも「こうあるべき」と設定しているのはあなたの価値観であり、

相手が同じ価値観を持っているとは限りません。

 

自分がそうであるから相手もそうであろう

という「期待」は思い込みです。

自分と同じ価値観の人はいるでしょうが、

全員には当てはまりません。

 

日本人は

「人と人はわかりあえる」というのがコミュニケーションの起点にあります。

ちなみに欧米では「人と人はわかりあえない」が起点です。

 

日本は「以心伝心」という言葉があるように

すべてを言葉で説明しなくても相手に伝わる、

ハイコンテクスト文化です。

 

理解力や共感力が強く、そこが日本人のいいところですが、

社会的な価値観を持ち出して

「ねばらなない」という見えないプレッシャーを押し付け、

相手に期待をする傾向があります。

こちらはデメリットです。

 

日本人は陥りやすいのですが、

「みんなそうだから」「お母さんになったら○○するのが当然だ」

「社会人になったら○○は常識だ」「結婚できるのは○○歳までだ」

というのはすべて思い込みです。

 

社会的にそうだから、

というのは個人的な印象だったりしますし

調べてみたら違う結果が出てくることがあります。

調査すらしていない一部の人たちの概念だったりもします。

あくまでも相手に対する期待を勝手に寄せているだけで

思い込みであることが多いのです。

たとえ、数字的、社会背景的が正しかったとしても、

それが相手の価値観と一致するとは限りません。

マジョリティが全体をカバーするわけではありませんから。

 

そんな不確定要素の多い「ねばならない」という感情を

相手は同じ価値観を持っていないかもしれないのに、

エネルギーを消耗しながら保ち続けたいですか?

 

お互いを縛りあう「ねばならない」という期待感、

「許せない」というネガティブエネルギーは

「あなた自身」を許すことで相手に対する感情を解放するきっかけとなりますアップ

 

感情とは合わせ鏡のようになっていて、

相手に抱く感情はじつは自分自身にも抱いているのですポーン

 

 

あなたは、自分自身を「ねばならない」という価値観で縛っていませんか?

生きにくいな、と思ったり

やりづらいと思うことはないですか?

 

ご両親の価値観だったり、学校時代の先生の価値観だったり

自分には違和感だけど、それに従うのが大人になること

というような考えは存在していないですか?

 

それを見つけたら

自分はどうするとハッピーになるのか、

自分の気持ちに寄り添って考えてみてください。

 

「ねばならない」と思っていたことが

「じつは…」と違う意見が出てくると思いますほっこり

 

それが答えです。

自分がしたいと思うほうに、自分の行動を調整してください。

 

大丈夫です音譜

誰もあなたを責めたりしません。

「叱られるかもしれない」「迷惑がかかるかもしれない」

と思うこと、それも思い込みです。

やってみたら誰も困らないはずです。

 

「でも…」「だって…」と抵抗する自分が出てきたら

「今まではこうしてきたからね、そう思うのも仕方ないよね」

と受け止めてください。

自分から出てきた感情を、正解、不正解とジャッジする必要はありません。

「自分を責める」ことはNGです。

責めるべき事実などどこにもないのです。

ただ、その感情を受け取るだけでいいのですグッド!

ここもポイントです。

 

こうした作業を繰り返していくうちに

自分の感情がフラットになってきます。

この一連の作業を「許す」「手放す」とも言います。

 

この段階まできたら他人を「ねばならない」「許せない」という

強烈に放っていたネガティブエネルギーが弱くなってきていると思います。

 

相手の価値観、行動、考えはさまざまあって当然です。

「イライラする」「許せない」という気持ちは

そういう感情を持った自分をそのまま丸ごと

否定することなく許してください。

「今まではそう思っていたんだね」と事実だけに注目するのです。

 

難しいと思ったら

ゆっくりゆっくり深呼吸を繰り返してください。

 

時間があったら、そのまま目をつぶり、深呼吸をしてみてください。

心が穏やかになって、落ち着きを取り戻せます。

 

1回で消えるものではありませんが、

自分の気持ちに注意を払って自分を許す作業を繰り返すうち

心をざらつかせていた気持ちは必ず消えていきますニコ

 

強いエネルギーを放つなら、「愛」「感謝」「希望」のほうが

ハッピー2倍でやる気アップ、満たされ感がアップするのでお勧めですキラキラ

 

ありがとうございます!!