今日、カフェでコーヒーを飲みながら読書をしていました。私の唯一のお楽しみ時間。

1人だったのでカウンターみたいな席で自分の横に荷物(コート、鞄、購入した大量の本)を置いて2席使ってしまっていました。



しばらくして、

トントン✋と肩を叩かれ、振り向くと知らない人。年は私の半分くらいかもしれない。



「あの、満席で、席を空けてもらえませんか?」と。



見渡すと私が読書に耽る前と比べて人が増えてる!


「いや、むしろ気付かなくってごめんなさい。」と言って、コートを膝に掛けて荷物をギュッと机の端に追いやって荷物を置いてしまっていた席を空けました。


すみません、とか、ありがとうございます、と言われたと思う。周りを見渡すと、私と同じ様に2席使ってる人はたくさん居たけれど、おそらく私が1番話しかけやすかったのだろう、と思うことにした。素直な物言いだったので、私も悪かったし、全然嫌な気はしませんでした。



その人が注文しに行って帰って来られた時に、再び話しかけられました。

「あの、これ良かったらどうぞ。」と。



荷物を入れる折り畳み式のカゴ。

よく飲食店で椅子やテーブルの下に荷物を置くカゴが設置されていますが、このお店には常設されておらず、店員さんに聞いてあったから、2つもらって来たと。その1つをどうぞと。



「わぁ!!ありがとうございます‼︎おねがい」と嬉しくて返事しました。机の上が今読んでる本とコーヒーだけになり、とってもスッキリしました✨✨



その後はそれぞれの事に没頭したのでそれで会話は終わり、もう二度とお会いする事もないであろう人だと思いますが、


何とも礼儀正しく、素敵な若者でした。

コーヒーを飲みながら癒されてるこの時間、この雰囲気を何一つ壊す事なく、席の交渉をし、さらに気分が上がるお気遣いをして下さいました。


きっと出来る人や。



うちの子たちもあんな風に育ってくれるといいなぁと、そんな事まで思いましたウインク