記憶に残る家②
築30年ほど。
この秋までご婦人がお住いだった模様。
土地面積300㎡ほどの、
建物面積150㎡ほど。
ひろーい。
日本は悲しいことに地区年数が経つと建物の価値がほぼゼロになり、土地代だけになってしまうことを知りました。
ヨーロッパではそんなことない。
むしろ年季の入ったものを50年、100年、と受け継いで行くそう。
使い捨て文化、どこから来たのでしょう?
壊す度にゴミがでる。
でも壊さないと、耐震などの問題もある。
日本は四季があるから家も傷みやすいのかな。
そんな事を考えながら見た中で、このまま受け継ぎたい美しい家でした。
きっと、上品なご婦人がお住いだったのでしょう。
お庭も広くて、
ここでテントをはろう、
犬を飼って走り回ってくれたらいいな、
子どもたちが楽しく毎日を過ごすのが目に浮かびました。
今も浮かんできます。
通るたびに、あー、ここの家!
と思います。
でも、掘り込み車庫の耐震の問題などで諦めました。私達が住むだけならいいのだけど、子どもたちの代にどうなるかを考えると、、、、ね。
素敵な建造物でした。