感謝55続その2:まさかの「サイレント期間」の終わる前兆⁉️(現在) | 大切な人へ 感謝を綴る

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直接感謝を伝えることができないけれど、出会ってから10年以上の出来事を振り返ると感謝することしかできない自分がいた。私がいなくなったらあなたがこれまでしてきてくれたことがなくなるような気がして。一緒に暮らすことになったら一緒に読み返したいと思って。

2022年の今、

過去を振り返り、

全ての些細なことが感謝につながる。

 

 

 「私はあなたから離れられない。」

偽りのない心を常に伝えておきたかった。

ただ、もうそれが一方的になっているのだったら、

解放してあげないといけない。

ただ、それだけ。

だって、一人は辛いもの。

我慢できないもの。

 

あなたは、普通にしていたら

他の女の人は放っておかない。

だから、私みたいな面倒な状況の人じゃなくても

いいはず。

それは常々思っていたこと。

だから、辛いけどその場合はいつでも身を引く

覚悟でいたの。

 

だから、「新しい人ができたから、もらっても困るんだよね。」

と言われるかとビクビクしていた。

できることなら返信はみたくなかった。

もうそれは決定打になってしまうから。

 

 「ありがとう」

思いもよらなかったお礼が。

きた。

なんか、嬉しい。

 

 

 「使ってもらえたら嬉しい。」

とそんな言葉を送ってみた。

素直に本当に嬉しい。

まだ、「でも、もらえないよ」

という返信が来ることを恐れて。

 

でもその返信もなく、

ずっと静かなまま。

もういいや。

こっちのいうことは伝えたし。

あ、ただ、写真はみたいかも。

出来具合が知りたかった。

写真を送ってとねだって、それも送ってくれた。

だから、ありがとう。と。

そして、

 「誕生日おめでとう。」

それだけは最後に伝えたかった。

 

 「ありがとう」

いい言葉が返って来た。

 

そこからの彼からの返信は、見れなかった。

もう拒否られても、

私の気持ちは嫌というほど伝えているけれど、

もう押し付けがましいぐらいになるはず。

だから、携帯は横にして、作業を続けた。

 

でも、勇気を出して、みてみると

 

 「電話できる?」

と。

嫌な予感。

これは電話で釘を刺されちゃう。

もう、連絡するなとか

迷惑だとか。

言いづらいこと、俺に言わせるなよ。

と言わんばかりの文字。

文字に声の大きさがあるとしたら、

か細い声で、

 

「できる。。。」

と一言入れてから、

通話ボタンを押した。

 

久々に見る顔。

やっぱり私、この顔見ると

安心するの。

でも顔がこわばってる。

だから、言いづらいことがあるんだなって。