(1)能ある鷹は爪を隠す
先日、とある場でレスリングの元日本チャンピオンと食事をする機会があった。その人は日本チャンピオン3回、アジア2位など輝かしい実績がありつつも、今回のオリンピックは逃してまった。先日引退したという事だが、あいさつや食事での振る舞いはとても謙虚で偉ぶるところもなく、若いのに大したものだと感心した。
(2)中途半端なやつほど
私はずっと卓球をしており、長いことしていれば県チャンピオンクラスの人と接する事は多くなる。その他違うスポーツで実績のある人と接する機会もそれなりにあるが、それなりの実績を残した、というよりそれなりにしかならなかった人ほど威張るものだ。
それは若い人の礼儀にも表れていて、年上の人にも敬語を使わないとか、場合によっては無礼な態度を取るとか、さすがに最近になると面倒くさくて注意する気にもなれない。
まあ、ちやほやされているうちは良いだろうが、人となりがバレた時、人が離れていくのをどう感じるか。そこで気付けば良いのだろうが、それも余計なお世話と思う。
(3)嫌われる人
そもそも嫌われる人というのはいる。
おそらく自分もそういう要素があったし今もあると思う。
それは「嫌われたくない」という気持ちから来ているかもしれないし、「相手に舐められたくない」というのもあるだろう。
評価というのは他人が決めるもの。
それでバカにしてくるのであればそうだろうし、それが嫌なら結果を出すしかない。
勝負の世界では結果が全てである。
周りの態度が納得いかないのであれば、結果でねじ伏せるしかない。
それでも結果を出した人、突き抜けた人は礼儀正しい人が多いというのは「実るほど 首を垂れる 稲穂かな」という事なんだろうと思う。