(1)男はそれを目指してきた。
この記事を読んで最初に思ったのは、ここで出て来る男たちは目指すべきものがあったんだなという事。
それでこの記事に挙げられている例は
①結婚相談所にて複数と交際
②高年収で写真非公開
③自慢話ばかり
④過度なスキンシップ
であるが、逆だったらどうだろう?
①結婚相談所で誰も相手にしてもらえない、デートの申し込みもできない
②低年収で写真公開
③自慢する事が無い
④スキンシップもしない
となったら、女性の側も「?」と思うのではないだろうか。
(2)モテる男を勘違いしている
男はカッコつけたがりだから、ここで挙げられているものというのは目指しているものだし、④は性欲みたいなものだ。
逆バージョンのデートの申し込みもできない、低年収、自慢する事もないような人間になりたいとはだれも思ってはいないだろう。
勿論、過度な自慢だったりが悪いといっているわけだから、程度というものはあろうが、目指している方向性というのはその通りなのだ。
要は進む道はその通りだが、他者とのかかわりの中でどこまで自分を出して良いか、というバランスの問題でもある。
(3)なので結婚は
そう言う意味でもバランス感覚の優れた男というのが良いという事になろうが、果たしてそれで結婚に結びつくかといえばそうでもないだろう。
女性にとってカッコよく、優しくて高年収なのは基本中の基本。その上で求めるものがいくつもあるのだろうと思う。
そうすると結婚というハードルはかなり高いよなと思う。
現行では「両性の合意のもとになされる」とあるが、合意に至らないし、至っても続かないという事も十分あり得る。
そうすると離婚というのも当たり前になるか、自分を押し殺した生活をするかしかないのではないか。
片方がのびのびすれば、片方は窮屈な思いをする。どちらものびのびというのであれば窮屈な思いをどちらかに押し付けることになる。
まあ、結婚という事が目の前にチラついている人は、その事を考える必要はあるのだろう。