600通のラブレター | ケアマネ時々卓球、時々その他

ケアマネ時々卓球、時々その他

仕事は介護、プライベートでは卓球を中心に、その他もろもろ思いつくままに書いてみます。テキトーな独り言です。


たかひでのブログ

you tubeをだらだら見ていたら、この動画に出会った。


山形の少年と高知の少女がとある雑誌のペンフレンド募集で知り合う。その時中学2年生。

そして、結婚するまで11年。

その間、様々な艱難辛苦が待ち受けている。そしてそれを紆余曲折しながらも乗り越えた。


今みたいに交通機関も整備されておらず、山形から高知まで延べ25時間もかかる時代。

携帯電話もない。メールなど勿論ない。

手紙を出したら戻ってくるまで最短1週間。


青春時代はとにかく感受性が豊か。そして目の前には楽しい事がたくさんある。

遠く数年に一度しか会えない人より、近くの人に気持ちが動くことは当然あるだろう。


ましてや少年は1年留年してから大学に、少女はストレートで短大に。

タイムラグが生じてしまう。


少女は先に社会に出て結婚適齢期を迎えるが、少年はまだ学生。

少女のご両親は近くの人と結婚してほしい。

少女は自分の思いと親の思いの間に立って苦しむ。ましてや少年からプロポーズもされていない。

少年も将来の不安から、プロポーズができない。


そして幾度となくすれ違い、度々別れを告げる。当然だ。

それでもいつも心の中に相手がいた。


そして結婚。


勿論、これですべてハッピーエンドというわけではない。

奥様は癌で他界してしまう。



人の歴史は人の数だけあるが、もし私に同じような場面があったならばこのような純愛を貫くことが自分にできただろうか。

多分、ムリ。というより絶対ムリ。


でも挑戦してみたい気もする。


「人を愛すること」と直接習ったことが無いような気がする。それは照れ臭かったからか真面目に聞いてなかったかわからないけれど。


でも人として学んでおくべきことだと今になって思う。


また、人生の教科書が増えた。