音楽の実技試験の続きです
教室の様子↓
登場人物
←私
←私(心の声)
←試験官(女性)
←試験官(男性)
前回の実況中継は
試験教室に入室してから演奏前までをお届けしました!
その続きからスタート!
楽譜を持ってピアノ(アップライト)の前に座る私。
ん??これ真ん中どこだろう?なんか目がボヤ~とするな。
鍵穴がここだから、この辺かな??
「小鳥のうたを歌います」
ダンダンダンダンダン🎵
ダダダダタ🎵
ダダダだダーン🎵
響き渡る不協和音。
そうです。
私、緊張したのか、動揺したからなのか、
ピアノのどの鍵盤に指を置いたのか、
全く覚えていません。
多分、左手を最初に置く場所が間違ったんでしょう。
!?!?!?!?←状況を理解できない
え、なにこれなにこれ、なんの音??
なんでこんな音なってんの??
でも弾き直しはダメなんだよな?このままいくしかないーーー!
不協和音に動揺して、右手も間違えまくる。
でも…
「こぉとりはとっても歌が好きぃぃぃ!!」
演奏をどんなに間違えていようと、止まらずに弾き、
歌も必死に歌いきりました。
歌というか、もはや途中叫んでたかも。。。汗
演奏をかき消す勢いで
結局最後まで左手は修正出来ず。
不協和音のまま「小鳥のうた」終了チーン
いやいやいや、これもう落ちたわ。さすがにこんだけ間違えたらアウトだわ。もはや弾けていないもの。
外で並んでる人、動揺させて本当にごめんなさい。
ってかなんで間違えた?え、ドってどこだっけ?
あんなに練習したのに、これじゃあ練習してきてない人みたいじゃん、もう落ちてるの確定だけど、
「びわ」だけは落ち着いて弾ききろう。。。
こんなことをぐるぐる頭の中で考えていました。
そのときの私なんですが、なんだか鍵盤がボヤ~っと浮いて見えて、目が回りそうな感覚がありました💦
でも、落ちるの確定かもしれないけど、
練習してこなかった人には思われたくない!と
思った私は、
動揺を押さえるため、なが~い深呼吸を三回ほどしました。
そして今度は指を置く場所を間違えないように、
しっかりと鍵盤を見ました。
でも。。。
え、びわってどの高さで弾いてたっけ??
オクターブずれたら終わるんだが。。。
定位置に座ろうと、椅子の座り直しを何回も繰り返していました。
(あんまり覚えていないのですが、この時、時間がかかりすぎて、試験官の方から「歌えますか?」と聞かれ、「大丈夫です」と答えたような気がするのですが、記憶が曖昧なのでグレーにしておきます💦)
どこで弾くのか分からん!!
えーい!!一個弾いてみちゃえーーー!!!
ポーン
試験教室に響く、謎のド
もうね、この時の私は、試験を諦めていたんです
でも、絶対に練習してきてない人だとは思われたくないから、びわだけはちゃんと弾こう。という一心でした。
そして弾いたドが案の定低すぎ(笑)
危なかった~!!
と思いながら、1オクターブ上の位置に手を置き、
「びわを歌います」
と言ってやっと演奏を始めました。
この間、かなり時間をとっていたんじゃないかと思います💦
びわは途中二ヶ所ぐらい間違えたけど、
今度はまともな演奏(ほぼ練習通り)で歌いきれました
あー。良かった。。。!!!
これで、少なくとも練習してこなかった人だとは思われないはず。。。
無事にびわを弾ききれた安堵感と、
もうどうせ落ちてるから、
試験官に対して緊張する必要ないか~!!と思い、
めーちゃくちゃ満面の笑みで、やりきったぞー!!という雰囲気で最後の挨拶をしました(笑)
「ありがとうございましたっっ!!失礼いたします!!」
明るい笑顔でお辞儀をして(笑)
教室をあとにしました。。。
ちなみに最後の試験官のお二人の表情は
読めませんでした
ということで、私の大失敗した音楽編は以上です!!
スゴくないですか?
間違えただけでなく、
時間をかけるわ、
音の試し弾きするわ
ヤバすぎる!!!!
まさかこんなことになるとは思わなかった~!!!
試験教室を出た時は
妙に晴れ晴れとしたおかしなテンションだった私ですが、
一歩進むごとに悲しい気持ちが押し寄せて来ましたよ。。。
あんなに練習では弾けてたのに、
どうしてこんなことになっちゃったの??
とぐるぐると考えながら、次の言語の待機教室に向かったのでした。。。。