ようやくオーバー40で

〈ホントの自分〉を見つけ、

そこから恋愛・仕事共に順調になってきた

Yukaレベル42です。

 

さてさて前回では、

まともな彼氏がようやく出来たかと思ったら、

まさかの…「ホストになりたい」と言い出した。

 

“物分りのいい女子”でYesと言ってしまう

 

彼と合コンで出会い、

順調な交際をしていたかと思いきや、

まさかの「ホストになりたい」と打ち明けられる。

 

「ねぇ、ホストやってみたいんだけど…

 そういうお誘いがあって…」

 

「はい?」

 

「ねぇ、迷惑掛けないからいい?」

 

「え…あ、はい。てか、もうやるって決めてるでしょ」

 

ワタシは昔から“物分りがいい女子”だった。

なんせ、子どもの頃から「いい子ちゃん」で居続けたので、

人に対して反対をしたり、歯向かったり、抵抗したり、

怒ったり、断ったりって…よほどのことがないとしない。

 

この“物分りがいい女子”ってところも、

実は問題だったりする。

 

そんな会話の後に、

私が反対する理由も見つからず、
(嫌っていう気持ちがあれば、十分反対する理由になるのにね)

そのまま「やってみれば」と言ってしまった。

 

本当は、とても嫌だったんだと思う。

だって、結婚したかったもん。

 

田舎町のホスト

 

神奈川県とは言えど、

外れの方だったので田舎町だった。

 

しかも更には、

駅前とかにあるお店でもなく、

駅からは到底歩ける距離でもないお店。

車で10〜15分くらいのところにある、

小さなお店だった。

 

・・・ホストってこういうもの?

 

よくわからないけれど、

とにかくホスト用のスーツを買って、

「俺、キマってるぜ!」的な雰囲気で、

夜に働く生活に彼は変わっていった。

 

夕方に出勤し、

夜中2時頃に帰ってきて。

遅い時には朝に帰ってきて。

酒臭く、タバコ臭く、だらしない生活。

 

正直言うと…私から見ると、

超絶ダサかった!

 

けれど、当の本人は楽しそうで。

だから何も言わずにそっとしておいた。

 

女を部屋に連れ込む事件

 

そんなホスト生活が続き、

どのくらい経ってからだろうか…。

 

もうホスト生活が定着していた頃だったので、

たしか3ヶ月くらいだったかなぁ〜

 

私は以前から変わらず、

週末には彼の家に行っていたのだが…

 

なんと!

部屋に女がいるびっくりびっくりびっくり

彼のベッドで寝てるではないか!!!

 

「え、え、え、え??

 意味わからない…え?どういうこと?

 てか、こういう時、どうすればいいの?」

 

と、だいぶ頭がパニック滝汗

 

事件が起こった時、

とっさに自分が何をしていいのか分からなくなる。

まさに混乱状態だった。

 

こんな時、反応の仕方は人それぞれだと思う。

多くの人はキームキーとなって、

「おりゃーームキームキームキー」と鬼の形相で、

彼と寝ている女を攻め立てるであろう。

 

・・・が、私にその選択肢はなかった。

なぜなら「いい子ちゃん」だったから。

 

ちなみに、裸ではなかった。

てか、そういう問題ではないけどww

 

その場を立ち去る

ワタシがとった行動は、

その場をそっと立ち去る…ってことだった。

 

ワタシは正直いうと、

怒り方を知らない。

“怒り”を抑圧し続けているからか、

感情的に「おりゃーーーーー」みたいなことは、

これまでの人生にもなかった。

 

寝ている女をこの目で確認し、

そして、添い寝もしていなかったが、彼は部屋にいて。

 

その姿を目にした瞬間、

ワタシは逃げた。

 

人間というのは、

自分が「危険!」と察知した時に取る行動としては、

戦う or 逃げる

の二択だ。

 

ワタシは、「逃げる」を選んだ。

というか、「逃げる」しか知らなかった。

 

逃げるワタシに気づいた彼は、

ワタシを追ってきた。

 

けれど、ワタシはまともに顔を見れなかった。

泣いてしまうからだ。

泣いてしまっていいのに、

「泣いちゃいけない」って思っていた。

ナゼだろう…なんか「負け」のような気がしていたからだと思う。

 

説明は言い訳にしか聞こえない

そして、彼はワタシに一生懸命説明をした。

 

お客さんで酔っ払ってしまったこと。

家がわからなくて、送れなかったこと。

だからって店に残すわけにもいかなかったこと。

何もしていない。

ただ寝かせていただけ。

 

まあ…いろんなことを言っていたと思う、たしか。

けど、同然その時のワタシの耳には入ってこず、

音楽が流れているような感覚だった。

 

その時思った。

「ホストなんて許さなきゃよかった」

「もう無理かもしれない…」

 

自然と訪れる、ネクスト男子

結局、その女連れ込み事件は、

結果的に「許した」という形をとって終息した。

 

けれども、ワタシの中で彼への信頼関係は、

もう無いに等しい。

 

そんな時に、次なる男子が自然と訪れた。

なんと…弟の職場の先輩てへぺろ

 

弟は今でもそうだけど、

鳶職をやっている。

当時就職した鳶職のところで一緒に組んでやっていた先輩がいた。

 

彼は仕事に一生懸命で、

お酒は飲まない人だった。

サーファー波で、週末になると海に出掛けていた。

 

弟を介して彼と知り合い、

その人との出会いをきっかけに、

ホスト彼とはお別れした。

 

そう、先に浮気してから、

ホスト彼と別れたのだった。

 

サーファーにとって週末は海が恋人

その彼と付き合うようになり、

楽しく過ごしていた。

 

平日の夜に会うことが多く、

お互い実家住まいということもあって、

ホテルに宿泊するのが日課。

 

ワタシは彼との時間が楽しかったし、

一緒に居たかった。

 

が、しかし!

 

彼は週末になると、

ワタシのことはおかまいなしで、

海へと出掛けていってしまう…

 

これまでのホスト彼とは、

週末を彼の家で過ごしていた生活。

そこから一変。

週末の休みは、家で一人過ごす日々が続いた。

 

つまらない…

暇…

寂しい…

かまってほしい…

私も連れて行って欲しい…

けれども、

大好きなサーフィンを邪魔したくない

 

ここでも「いい子ちゃん」が発動した。

だから自分の要求は言わずに、

彼が週末にサーフィンへ出掛けることを、

快く送り出し、そして一人寂しく週末を家で過ごしていた。

 

それでも、彼のことが大好きで。

何が好きだったかっていうと、

「自分の生き方を持っている」

そうワタシには映って見えていた。

 

恋人に左右されることなく、

自分の好きなことを堂々と「好き」と宣言し、

おかまいなく自分のペースで実現している。

そんな彼に憧れたのだ。

 

彼との付き合いをキッカケに変わる

そんな彼の影響を大いに受け、

そしてワタシは決めた。

 

「よし!ワタシも自分が好きなことをし、

 自分の人生を歩もう!」と。

 

21歳の出来事だった。

 

・・・続く。

 

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