今日は、母とお墓まいりに行った


大切なことを思い出したから
書き留めておこう


みんなにも聞いてもらいたい




当たり前のように過ごしている日常


でも、いつか
父が亡くなったときのように


大切な誰かが
帰らぬ人になる日が来る




話したくても姿すら見えない
電話しても出てくれない
話しかけても返事がこない
一緒にでかけたくてもいない
一緒にご飯を食べることもできない


そんな日が、かならず来る




年々、父の記憶が薄れて
どんな顔をして
どんな声をして
どんな手をしていたのかすら


思い出せなくなっていることが悲しい




今こうして
愛する家族が生きていること


姿が見れること
電話して出てくれること
話しかけて返事があること
一緒に出掛けられること
一緒にご飯を食べられること




そんな、たわいもない日常が
とてつもなく幸せだということに
気づかないで、過ごしていた




いつまでも
こんな日が続くと思って
当たり前のように過ごしている




一緒にいても
携帯でブログばっかり書いて
存在はここにいても
意識は今ここにいない
母と一緒にいない自分


話しかけられても
今集中してるから後にしてと
母をないがしろにしてしまう自分



いつだって
どんな自分だって
受け止めてくれる
母に甘えている自分


母がいなくなったら
絶対に後悔する時がくる


母はいつもどんな気持ちで
側にいてくれたんだろう…


寂しかったり
切なかったりしたのだろうか…


これからは
身近な人ほど大切にしよう




家族だけでなく
パートナー、友達、ペットでも同じ




いつ、どこで、誰が
いなくなってもおかしくない


自分自身も
いつ、いなくなるかも分からない



私たちは
そんな貴重な毎日を生きている




今この瞬間
当たり前の空気のように
一緒にいてくれる人を
大切にしよう



いつだって
すぐに忘れてしまう私に
父の死の衝撃が
いつも思い出させてくれる




いなくなってから
後悔するのは
父のときだけでいい


読んでくれた
あなたにも
失ってから大切なものに気づいて
後悔して欲しくない




今あるものを見失わないように
一瞬一瞬を大切に生きよう