命をつむぐ写真家 地天順子です。
信州駒ケ岳の千畳敷へ行ってきました。
あ、登山したわけではなく、
バスとロープウェイで上がりました^^
雪山ーー!!
2日間のことと
感じたことを残しておこうと思います。
一日目。
夕方に着き・・・お天気は良くなくて。
宿泊した千畳敷ホテル
日本でいちばん「SO・RA(空)」に近いホテルだそうです。
外は風もあったり、マイナス9度と聞いたけど
樹氷を見たくて外へ・・・
目の前にそびえ立つ雪山と
一面の樹氷
もし次の日の天気も良くなくても
この樹氷を見れただけで大満足!と思わせる自然の美しさ。
が!
次の日・・・
晴れたーーーー!!
この日の日の出は6時30ごろ。
これは6時前頃の空。
濃いオレンジ色の空からだんだんと明るくなっていく景色は
本当にずっと見ていてもあきない
なんと富士山までくっきり見えて!
太陽が顔を出しはじめた!
顔を出しはじめた太陽はまさにダイアモンド!
その太陽の光で山たちが薄いピンク?オレンジ?に色づくのも幻想的
おそらく私の人生の中で
こんな風に日の出を見たのは初めて。
ここに来れたことや天気がいいことや
こんな美しい自然があることや・・・
なんか一瞬でいろんなことに感謝の気持ちが湧いてくる
日の出をバックに
一緒に行った仲間たちと。
いったん戻り
朝食を食べ、景色を見ながらあったかいコーヒーと。
身支度を整え千畳敷カールへ スノーウォークしに♪
時にはズボッと膝近くまで埋もれたりしながら歩く。
先頭は今回お誘いくださった山歴30年のなおこさん
初心者の私たちに、歩きやすい道を先導してくれてありがとうございました。
歩きながら見える景色全てが感動!
「千畳敷ブルー」というらしい
加工なしのそのまま。
本当にこんなに深いブルーだった
空ってこんなに深い青だったんだ
反対側の空は明るいブルー
光が当たった樹氷の美しさに見惚れる
(もっと近づきたくなるのだけれど
埋もれたら大変なのでここまで・笑)
桜の木の様…と一瞬思う。
雲ひとつない空に、真っ白な樹氷が際立って美しい。
ついつい写真を撮っていて遅れがちな私。
息を切らしながら、
でもうれしいそう^^
小一時間くらい歩いたのでしょうか。
小さく一周してゴール!!
達成感バッチリ^^
大満足で
ロープウェイとバスで降りてきたら・・・
そうだ、秋だった(笑)
帰路もなおこさんの運転で無事に家路に。
(なおこさん何から何までありがとう!!)
あぁ、何度「楽しかったーー!!」と言ったことか。
行ってよかった。
超寒がりな私。
きっと冬山に行こう、とだけだったら
「大阪でも十分寒いのに、わざわざさらに寒いところに行くなんて・・・
きっと寒さに耐えられないから無理ー」
だったが
「樹氷」が見れる
というのに惹かれた。
一面樹氷とか、どんなだろう?
そう思ったら
寒さとか
女子のグループ行動が苦手なこととか(笑)
を差し置いて
「樹氷を見たい!」
が勝った。
(私は見たことない景色や草花や
食べたことないものを
体験したいと思うと
ワクワク感で行動できるのだとあらためて知った。)
結果、
美しい樹氷や風景を見たり写真に撮るためなら
寒さが気にならなかったし
(通称「エビのしっぽ」というらしい。確かに!)
まさかのノンストレスな女子旅だった。
(他の皆さんにストレスをかけていたならごめんなさい!)
一年前の私が知ったら驚くだろう。
超寒がりなのに雪山へ?
女子グループ旅!?
どちらも苦手と思っていたけれど
苦手どころか
思っても見なかった世界があった
でも、きっと一年前だったら
お誘いがあっても行けてなかった(避けた)と思う。
この一年、
もがきながら自分と向き合った
その中で
鍵をかけて閉めていた私自身の心の扉を
鍵を開け
扉を少しずつ、少しずつ
恐る恐る開けはじめたところの・・・
今回の2日間。
私の中でこの2日間は
大きく扉を開けた日でもあり
予想だにせず、
枷(カセ)が外れていたのを確かめることができた日でもあった。
美しい日の出と
目の前にそびえ立つ山々と
初めて見る自然の美しさを見渡しながら
「どうしよう!これからが楽しみすぎる!!」
と思ってニンマリした私を
もう一人の私が
「よかったやん!
逃げずに自分と向き合ったら
こんな世界が待ってたやん」
と一緒によろこんでくれた。
この一年の答え合わせができたような
そんな2日間だった。
誘ってくれたなおこ隊長、
ご一緒してくれたお二人のおかげ^^
また次回もご一緒してください♪
最後までお読みくださりありがとうございました。