余命宣告された父との時間を残したくて。 | 【出張撮影】命の写真・家族写真・起業家写真

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写真家 フォトセラピスト
   

こんにちは

命をつむぐ写真家 地天順子です

 

 

 

 

「父が余命宣告されたんです。
 家族写真を今のうちに残したいんです。
 撮影をお願いできませんか」

そうご依頼をいただき撮影に伺いました。

 

 

その娘さんからご感想をいただきましたのでご紹介させていただきます。

 

 

大好きだった父が余命宣告された時は本当に目の前が真っ暗になりました。

私が結婚し、こどもたちが生まれたことをとてもよろこんでくれて
いつもいっぱい遊んでくれていた父のことをこどもたちは大好きでした。

これからもこどもたちの成長を一緒に見守ってくれるのだと思っていた矢先の告知でした。

 

 父との残された時間をどう過ごす?

どうしたら父に残された時間を幸せに感じてもらえるか?
まだ小さいこどもたちに父との時間を忘れないでもらうためには?

 

いろんなことが頭をよぎり毎日泣いてばかりいました。

 

そんなある日、こどもが赤ちゃんの時に撮影してもらった地天さんのことを思い出しました。

そうだ!写真!地天さんに聞いてみよう!そう思い立ってすぐに電話しました。

「父が余命宣告されたんです。
 家族写真を今のうちに残したいんです。
 撮影をお願いできませんか」


地天さんは静かに聞いてくれて引き受けてくれました。
あの時は本当にうれしかったです。

 

小さなこどもたちには父の余命宣告のことは話していないので
撮影当日はそういった話はなしでとにかく楽しいものにしたいこと、

 

こどもたちが大きくなった時に
「おじいちゃんはあなたたちのことが大好きだったんだよ、

とてもかわいがってくれたんだよ」

と見せてあげられる写真が欲しい
 

そして、撮影の日に、私からの今までの感謝を伝えたい。
その伝えている瞬間の写真も残して欲しい

 

そんな要望を地天さんに伝えました。

 

そしたら地天さんからは
父の誕生日が近かったのでサプライズでお誕生日祝いをしませんか?

プレゼントやお手紙もいいですね!と教えてもらいました。


父にいつものように私の家に遊びに来てもらい、

こどもたちと家の中で遊んだり、お散歩しているいつもの様子を撮りましょう!

そして、こどもたちや私と父とのツーショットを撮りましょう!とご提案いただきました。

 

地天さんに色々相談しながら準備しサプライズパーティー当日。
こどもたちからのプレゼントとケーキにおどろきながらもよろこぶ父。
私からのお手紙もはせっかくだから読もうということになり・・・
私も父も涙でいっぱいになりました。

 

この日の写真はパネルとアルバムにしていただきました。
我が家用と父のプレゼント用でそれぞれ2つ作りました。


父はそれはそれはよろこんでくれて「あの世にも持って行くよ」

と精一杯の笑顔で受けとってくれました。

 

この撮影から半年ほど経って父は天に旅立って行きました。
父にプレゼントしたパネルとアルバムは父の希望通り
天国でも見てもらえるように一緒にお棺に入れました。

 

 

我が家用のアルバムはリビングに置いてあり、
こどもたちが時折開いて父の話をしている姿を見ると
撮影をしてもらいカタチあるものにしていただいて本当によかったと思います。

 

私も寂しくなった時や父に聞いてもらいたいことがある時には
いつもアルバムを開いて話しかけています^^
私の心の拠り所です。

 

撮影が父への感謝の気持ちを伝える機会になりかけがえのない時間になりました。
そして父の笑顔、こどもたちへの愛がずっと残る写真にできたことは本当によかったです。
父の笑顔、永遠です!!
地天さん、ありがとうございました。

 

(大阪府 Mさま)

 

 

 

写真を残すことは
その人の生きた証、命を残すことでもあります。

 

今はまだ小さいこどもさんたちが大きくなった時にも

またきっとお父様の笑顔は大きな力になるのではないでしょうか。

 

 

ひとりひとりの命の物語、生き様があります。

誰一人として同じものはない。

それぞれがかけがえのない存在ですね。

 

 

 

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

命を撮る写真家 地天順子(じてんじゅんこ)

関西出張撮影 080-3132-7726 (10:00~18:00)

 


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