こんにちは！
ちかりんです
突然ですが今日は、親のことについて綴りたいと思います
自分が妊娠してから、実の母親に対する嫌悪感が増してしまってどうにもなりません。
妊娠したからと言う理由だけではなく、それに関連してショックな事を言われたりしたからです。
妊娠してから何があったかまで辿り着くには、長くなりますので数回に分けて書こうかな。
背景から書くと
私の親はどちらかと言うと毒親です。
ただ、悪意は無いと思いますので子供の事を母なりに大事にはしてると思います。
実の父は私が4歳の時に離婚しており、写真も無いので顔を覚えていませんが
いつも両親の喧嘩に巻き込まれていたのは良く覚えていますし、父親が怖かったのも覚えています。
働かない父だったのでよく母と喧嘩していたのですが、
その度に私や姉を両脇に抱えて「線路に飛び込むぞ！」
とやったり、
2階の窓から突き出して
「落とすぞ！」とやったりしていました(記憶にある)
こんな事も、今考えると虐待に等しい行為ですよね。
(これは母では無くて実父がした事ですが)
母に対する脅しの為に背の高いタンスの上に乗せられて怖くて身動きが取れなかった事もあり、それもありありと覚えています。
実父との記憶は、そんな怖かった記憶ばかりしか無く
その時代のその他の記憶は、悪夢を見て泣きながら目覚めても、親に遠慮があり母親に甘えられず
父と母の寝ている布団の近くまで行き、足元の方でうずくまって泣いていた事や
普段から親に遠慮があったので
車に轢かれた時に、母親が近所の人から聞いて駆けつけて来て抱っこしてくれた時も
相手の車の人と話している母に抱かれながら
「抱っこして貰っても良いのかな？靴が脱げそうだな」と
脱げそうな靴が気になってしかたなかった事と、母に抱きつくでもなく母の胸の上辺りにソッと手を添えて背筋を伸ばして抱かれていた事を覚えています。
妹は2歳離れていて、更に2歳離れた弟が生まれてすぐに両親が離婚しました。
そのあとは、母はシングルマザーで4人の子育てをしていたので とても貧乏。
卵すらも滅多に買えないご馳走で、卵かけご飯となったら大喜びだった私。
ある日母が卵を買ってきた時に、喜び過ぎて卵を1つ割ってしまったんです。
卵を持って「やったー！」とやってたら割ってしまった。
わざとじゃなかった。
すると母が激怒発狂して、風呂場に連れて行かれて怒鳴られながら残りの卵を頭や顔に投げつけられ、生卵まみれで泣いた事を覚えています。
これは姉も覚えているので、何年も経ってから話題に上った方があるのですが
母にとっては、小さな子に卵1つ割られてそれほど我を忘れて怒るくらいに
当時は卵を買う事すら大変だったらしいです(数年後の本人談)
母は怒ると我を忘れるタイプで
その何年か後 話が前後しますが、
既に養父と再婚して何年か経ってからですが
私が弟と一緒にお風呂で湯船に漬かっている時に
弟が何をしたか忘れましたが、怒り狂ってお風呂に来て
怒鳴りながら弟の髪を掴んで湯船から引き摺り出し
その際に、弟の腰の辺りが洗い場の蛇口に強く当たって蛇口が根本から取れた事があります。
壁から勢いよく水が吹き出してきて母がパニックになり、弟に対しての体罰は中断されましたが
私は蛇口が取れる程の勢いで当たった弟の体は大丈夫なのか、ただそればかりが心配でした。
父親が居なくなった事により私たち子供は伸び伸びしてしまって、母が居ない間
(母の仕事中は子供だけで留守番させられていた)
イタズラもよくしていました。
当時、戸建てタイプの団地に住んでいたんですが
(隣と壁がくっ付いてるけどそれぞれ2階建で隣と仕切られた庭がある。お風呂は庭にある小屋)
2階の窓の外のヒサシに椅子を出してその上に乗るとか
危ないけど、家の中をメチャクチャにするようなイタズラではありませんでした。
何故か階段をでんぐり返しで降りようと思いついてしまって、当然転がり落ちて階段の下にあったガラス窓に頭から突っ込んだ事はあるけども。
パーティクラッカーを見つけてどうしてもやってみたくて、庭で鳴らした事もあります(母に見つからないようにすぐ片付けた)
けど留守番も子供だけで長時間していたし
母に頼まれたら買い物にも1人で行ってた
母親が厳しくて、何かあるとすぐ「(実の)お父さんのところに連れて行くよ」と脅されていたので
子供だけでいたら多少のイタズラはあったものの、
大人になってから思えば、4歳前後にしてはとても良い子だったと思います。
父と離婚後暫くして、後の養父となる人と母が交際し
その人に物凄く懐いていました。
お留守番中に、どうしても会いたくて1人で相手の家に行ったものの平日の昼間なので誰もおらず、
急に心細くなりどうして良いか分からなくなって
世界に自分だけになったような気持ちになって、鳥の鳴き声すらも怖くなって道路に出て泣いていたら
通りがかった女子中学生2人が「どうしたの〜？」と声をかけてくれて、でも説明できず泣いていて。
そのお姉さんたちが、近くのガソリンスタンドに連れて行ってくれました。
そこからどうやって母に連絡が行ったのかは分かりませんが、母がバイクで迎えにきてくれました。
当時母はスーパーカブ(原付)に乗っていたので
もしかしたら普段そのガソリンスタンドを利用してて、店員さんが母を知ってたのかもしれません。
子供もバイクの後ろによく乗せられてましたので顔を覚えていたのかな。
と
そのくらい、養父に懐いていました。
先日のblogに書いた、亡くなった養父はこの人ですが
5歳の時に母が再婚して養父になった後は、何年かしてから連れ子は全員虐待されるようになり
今回、養父はまるで孤独死のような 警察が介入するような亡くなり方をして
私の気持ちなども色々複雑な物がありますが
それについてはまたの機会に書こうと思います。
母が再婚して、大好きな人が父親になりましたが
母の毒は続いたまま、養父の毒が加わり育てられました。
昔の子育てと言えばそうなのかも知れません。
体罰はある程度当たり前の時代でした。
それでも、うちは母からは布団叩きや定規で太ももを叩かれたり
父には本物の木刀(本気で叩いたら頭割れるレベルの重たいやつ)で小突かれて頭が凸凹コブだらけになったり
食事中に正座を崩したり、肘をついたりした日には
口頭での注意も無く即座に養父の重たい箸で頭を思い切り引っ叩かれました(デカいコブが出来るような重い箸)
養父の子も出来て5人兄弟姉妹になり
両親揃っていても、裕福では無い事には変わりありません。
ですが大人になってから、本当に貧乏だったのか？と思うのは
養父の食事だけは特別扱いで、子供達には無いオカズが養父にはあって「これはお父さんのよ」と言われたり
例えば子供はコロッケ1人1つまで でも余った分は養父のものとか、そう言う特別扱いがあり
そして毎晩晩酌で必ず刺身を食べていました。
刺身が無いと「なんだ今日刺身無いのか」と母に怒るからです。
それを羨ましいな〜と眺めながら育ちました。
妹も言ってたんですが
大家族だから仕方ないけど、オカズがいつも少なくて
大皿で出されて、コロッケでも唐揚げでも毎回「1人何個まで？」の確認から入るのですが
足りなくていつもお腹すいていた、と。
いつも貧乏だから貧乏だからと言い聞かされていたけど
両親共働きで母もフルタイムだったけど、そんなに貧乏だったのかな？と思います。
そして炊いた米とか、留守番の間に母の予想以上に減っていると
「え⁉️こんなに食べちゃったの⁉️」とか言われるので、遠慮してあまり食べちゃいけないと思ってた記憶。
上3人の女の子は特に、お小遣いやお年玉も親からは1度も貰った事は無く
誕生日プレゼントは数回貰った事があるけど、くれても児童文学の本とかで当時はガッカリしました。
母に「どう、嬉しい？」とすごく嬉しそうに満面の笑みで聞かれて、気を遣って嬉しいと答えましたが、全然嬉しくなかったのをよく覚えています。
洋服も姉や親戚のお下がりばっかりだったので、貰えるなら洋服とか、文房具の方が嬉しかったな
小学生の時から、お風呂の掃除や食器洗い、洗濯物畳み・米の炊飯 などの家事は子供が分担してしていたのですが
ある日、買い出しから帰ってきた母が車を停めている時に、荷物運びを手伝う為に外にでて
母に「今日ってお風呂洗う？」と聞くと
鬼の形相で怒鳴られました。
シッ！！💢近所の人に聞かれるだろーが！
みたいな感じでしたが
毎日は残り湯を取り替えず、母に判断を仰ぐのが当たり前で育ってきたので
何故近所に聞かれたらダメなのか、なぜ怒られたのか
その時は理解できずに、ただただ怒られて悲しかったのを覚えています。
親のお手伝いをしなきゃと思う心理って、大人になって振り返ってみると
「褒められたい」って気持ちなんですよね。
それなのに怒鳴られたし、怒鳴られる理由も理解できなくて悲しかったんだと思います。
中学生の時に、「大学には行かせられないから。高校に入ったらアルバイトして今まで育てた分を返してね。高校卒業したらすぐに就職するように」と言われていて
その通り、高校に入ったらアルバイトをして、稼ぎの半分、多い時は月に4万くらい家に入れていました。
時給も今とは違い すごく良くても700円とかの時代
いくらだったか覚えてないけど、彼氏のバイト先の時給は500円だったのは覚えてます。
学校の後で、月に7〜8万稼いでたって今思うととても頑張ってたと思います。
自分のお小遣いが出来て嬉しかったのもありますが
土日は13時間とか働いてました。
姉・私・妹までは高校3年間、毎月半分家に入れてたのですが(それだけでも結構な金額だと今になって思う)
下の弟2人は、途中から毎月お小遣いを貰えるようになりました。
微々たる金額だったとは思いますが
私たちが家にお金を入れて、弟たちがお小遣いをもらう。
これには正直に言って不満しかありませんでしたが
「男の子だから」と言う理由を母から言われたのは覚えています。
そして、アルバイト終わって帰るのは22時過ぎていて、それは許されたのに
バイトの日以外は門限が19時で
高校生の時に彼氏が出来て、クリスマスに近所の競馬場のクリスマスツリーをどうしても彼氏と友達カップルと見たくて
見に行って19時過ぎてしまい、友達の家の前まで両親が犬の散歩がてら探しに来て見つかってしまい
友達と彼氏の前で、母に髪の毛掴んで引きずり回されて往復ビンタの嵐でボコボコにされました。
恥ずかしいなんてものでは無かったけど、この時の彼氏はそれでも別れずにこの後も付き合ってて、家にも来てたな〜〜
それも記憶では、19時をそれほどオーバーしていた訳でもなく
19時ちょっと過ぎちゃった、ヤバい…と思ってた記憶があります。
母に「いた！」と叫ばれた時は人生終わった気持ちでした。
小学生の時に公文に通いたくて、友達について行って見学をして
家に帰ってから母に公文をやりたい、と申告した時には
「お姉ちゃんが色々やって何も続かなかったからダメ」
と言われました。
姉は、やりたくも無いのに母から勧められてスポーツや通信教育など、色んな事をやらされていましたが
一つも続かなかった、だからダメ。
私からしたら、姉の事なので私には関係ない。
でも親からしたら、5人も子供がいるので一人一人にやらせてたらキリが無いから、ダメと。
姉が進研ゼミをやっていて、それが羨ましく
姉の放棄した進研ゼミをやったりしてたんですが
私はやらせては貰えませんでした。
まぁ実際やらせて貰えたとして、続いてたかどうかは分からないですが…
そして私は高校まで門限も19時で厳しく育てられて
好きなバンドのコンサートに行きたいと言っても
「大人になれば好きなだけ行ける」とNGを出されたんですが
何故か妹は高校生でコンサートに行く許可が出ており
私の時はダメだったのにと不満を言うと、時が経って時代に合わせてお母さんの考えも変わる事もあるとか
全員同じに育てるのでは無くて、その子その子に合わせて躾をしている、と言われました。
でも私からしたら、姉とも妹とも弟たちとも差を付けられたただの差別でしか無かったです
そのバンドも私が社会人になる前に解散しちゃったし………
妹いわく、私が高校に入ってから不良の子たちとつるんでいたから厳しくしたと母が言っていたそうですが
私からすると、それには理由があり…
中学までいじめられて居たんですよね。
母には「虐められる側にも問題がある」とか言われてたんですが
姉も虐められてて、私は姉の同級生からも小学生のうちから
「◯◯の妹ー！」とバイキン扱いされていました。
なので高校に入る時に、もう虐められたくない！と高校デビューを決心しました。
ロングスカートを履いたり、口紅を付けたり、わざと遅刻して行ったり。
でも、今思えばハッキリ言って可愛いもんです。
そして同学年でもかなり目立つ不良グループの人から告白されて彼氏が出来て、その仲間といつも一緒にいるようになりました。
不良だからと言う理由だけで選んだ訳では無くて、とてもカッコよかったし大事にしてくれる人でした。
高校卒業して就職した時に、その元彼と同じ中学出身の子に
「◯◯高校なの⁉️××くん居たでしょう⁉️めっちゃカッコいいよね！」
と言われたくらいイケメンでした。
(実は元カレだと言ったら相手は え…？
となって黙ってしまい、他の同期も何故か気まずそうでした。
となって黙ってしまい、他の同期も何故か気まずそうでした。ひょっとすると虚言と思われていたかも)
その元カレは、私の兄弟にも優しかった。
その彼氏といる時にクリスマス事件があったのですが
親に殴られた後、隙を見て
親に見えないようにコッソリとネックレスをプレゼントしてくれました(淡い思い出
その後も、休みの日は相手の家にも遊びに行ってたし
学校帰りはバイトの時間までは私の家に来ていたし
向こうの親御さんもとても優しくて、相手のお姉さんやその彼氏とも食事に連れてって貰ったりしてました。
彼氏が重すぎて別れてしまったけど。
(毎日合わないと気が済まない彼氏で、学校の行き帰りも休み時間も一緒なのに休みの日に会えないと怒る)
親から不良に見られるような状態を選んだのは、学校で自分を守る為でした。
でも門限も守っていたし(クリスマス事件以外は)バイトして家にお金も入れていた。
タバコは吸っていました。
けど、両親もタバコ吸ってたので。
そんなに厳しくされる程の不良かね？と思います。
親と関係ない話までしてしまった気がしますが
続く。