息子の「学校行きたくない」が続いてます。
もともと幼稚園の頃から月曜日は必ずと言っていいほど遅刻か先生が電話で誘ってくださって登園だった息子。
去年は入学式がコロナで延期になって5月いっぱいまで休みだったから、なおさら学校になじむ時間が少ないまま、勉強つめこみ、出来る行事つめこみで、嵐のように過ぎ去ってしまったから、遅刻の日があっても送って行けば何とかなったんです。
それが先日一回休んでから、ちょっと感じが変わったというか、休み癖になっちゃったのかな?
私は前向きにとらえてたのに、息子には逆だったみたいな・・・
今朝、遅刻連絡をしたら担任の先生が出てくださって息子と電話で話してくれました。
「遅刻してもいいから、学校来れるか?」
詳しいことは息子に聞いていないけれど、側でみていてそんな感じだったのだと思います。
2時間目に間に合う時間に学校へ送って行かれました。
行く準備も自分からスッとできていたので気持ちが切り替えられたのだと思います。
連れていくと、今年赴任した教頭先生(これが同級生なのです)が笑顔で出迎えてくれました。
保健室の先生も顔を出して声をかけてくれました。
クラスへ送り届けると、ちょうど1時間目終わりのチャイム。
担任の先生が
「おぉ!約束より早く来れたなぁ」と。
先生に朝の電話のお礼をして息子を託して帰るとき、職員室の前を通ったら教頭先生がいろいろと話を聞いてくださり、息子が学校の時間割という仕組みに上手く順応できていないこと、心が幼稚園の時から止まってしまっているようなところがあることを話しました。
「担任の先生と電話で話せてこられてるんだから、そのうち時間通り登校できるようになるから大丈夫!!学校に頼れるところは頼ってください」
と言ってくださいました。
そんなつもりはなかったんだけど、話聞いてもらっていたら泣けてきちゃって…
ホッとして、息子の好きな本が発売されたので買いに行ってぶらぶら雑貨を眺めていたら、息子が通院している小児科を少し前に退職した看護婦さんにバッタリ。
私の子供の頃も知ってる看護婦さん。
「何してるの?」ってな感じで聞かれて、今しがた息子を学校へ送って行ったんだよね…とわけを話したら、
「自由がいいんだねぇ〜、診察に来るとき様子見ててずっと思ってたけど、賢い子だから何か一つできることが見つかったら大丈夫だよ!」と。
ん?賢い?あまり思い当たらない私…
「工作は好きでね、木の端材なんかボンドでくっ付けて物を作るのに夢中になるんだよ~。だからもう、釘打ちなんかも一緒にやるって決めてやらせちゃおうかなぁとおばあちゃんと話してるんだけどね」というと、
「もうね、ちょっとのケガは絆創膏貼って治るから、骨折れるとかじゃなければ、やりたいことやらせてあげれば気持ちが晴れるかもよ!」
と励まされました。
学校行きたくないストライキ、まだまだ時間はかかるかもしれないけれど、遅刻しないで学校に行かれる日がきますように。
担任の先生、教頭先生、看護婦さん、今日は家族以外の人に3人助けてもらって、有難い日でした。