9月。今年の夏はホントに暑くて、仙台の夏ってこんなだっけ?って感じだったー。
9月に入る頃からずーっと雨続き。ここ何日かはちょっと晴れが続いてまた雨。
急に肌寒くなったのも束の間、微妙に気温も戻りじめっと蒸し暑さで不快指数上がり気味。
雨の日は好きだけど。
外が暗くなる時間も早くなり夜には虫の声も聞こえてきて、ああ夏も終わったな…と。
歌にも出てくる松虫や鈴虫、コオロギ。
どれがどの鳴き声なのか今だにイマイチよくわかってない。
虫嫌いだから特に知りたくもないけど。
私からすればゴキブリもカブトムシも同じ虫。「黒光りしてるしひっくり返した姿は変わんないでしょ。」と言っても「全然違うだろっ」って誰からも同調してもらえないのが悲しい。
カエルもトカゲも爬虫類なら手乗りOKだし何ならヘビを首に巻くこともたぶん出来るけど、カブトムシを手のひらに乗っけるなんてむしずが走るわぁぁ…(>_<)。
もし息子がいてカブトムシを飼い始めたら、「知らない間に逃げた」とか言ってコッソリ逃がす酷い親になったに違いない。
ああ息子がいなくて良かった…。
秋の夜長に、久々にお酒記録☆
いわて山ぶどうのお酒は凄ーくお気に入りで5本目位のリピ買い。同シリーズでアロニアに続き試してみたフレッシュトマト。
お砂糖入ったさらっと気味のトマトジュースって感じでアルコール感ほぼゼロ。
ソーダとかで割らずにそのまま飲んだ方がいいみたい。
あとずーっと気にはなってたけど飲んだことがなかったふんわり鏡月シリーズ。
飲みやすいって話だよね。
韓国焼酎。
量の割りにお値段安くてコスパ良過ぎ…。
ソーダ割りにしてみると「こんな缶チューハイあるよね」ってお味。万人受けしそう。
お酒も良いけど、ベッドのお供には読書。
読書に季節も何もあるかいって個人的には思うけど、秋といえば食欲に読書…みたいに言われてるからとりあえず…。
短い時間で読み切れる短編が好き。
特にオススメはオー・ヘンリーとサキ。
どっちの作家の作品も一話が数ページで終わる短編ばかりで、結末のどんでん返しがあったりちょっとひねったお話が多いのが特徴。
でも読み終わった後の感じが正反対。
オー・ヘンリーはほっこりあたたかい気分になれる。
ああ人間ってなんだかんだ言ってもやっぱステキ☆って思える。
代表作の一つみたいに挙げられる「賢者の贈り物」が私はやっぱり一番好き。
この手のお話はあらすじを言ってしまうと読む意味がなくなってしまうので書かないけど。
サキの方はどれもちょっと寒い風がスーッと抜けていくようなブラックユーモア中心。
人間(特に無邪気な子供)って怖いわぁ…って思うもの多し。
「開いた窓」や「スレドニヴィシュター」が挙げられる中、残酷性はないけど最後に「そうきたか!」って結末が面白い「ハツカネズミ」が私的にはオススメ。
落語の小話で聞いた「犬を連れた奥さん」の話的な感じのオチがなかなか。
オチがある話は書かないのがマナーってことで書くのやめとこ。
岩波文庫や新潮文庫とかから短編集出てるからそれが手軽で良い。
長編読むのが疲れないなら是非一度は読んでおきたいのは「レ・ミゼラブル」。
ビクトル・ユーゴーの超有名作品。
ミュージカルもあるし、ミュージカル仕立てにした映画もあるけど、どうもミュージカルやオペラって好きじゃないので私は大人しく小説派。
子供の頃、実家の居間の本棚にある本を興味本位に見たりした。
幼過ぎてまだよく意味もわからないくせに、漢字がいっぱいで使ったこともない言葉ばかりがならぶ本を覗くと、ちょっと大人に近づいた気がするんだよね。
そんな中読み始めたら数分で確実に寝れた本が「路傍の石」。
最後まで…なんて以前に冒頭の3ページくらいで寝落ちし結局読むことなくそのまま成長。
その後は推理小説にハマってアガサクリスティ、エドガーアランポウに江戸川乱歩、コナンドイルにルブラン…など読み漁り、大きくなってくると日本の作家の有名作品を読み、それでも今だに路傍の石だけは「小難しい本」という固まったイメージが抜けず読む気にならないまま今に至る、みたいな。
そういえば、日本の代表的な昔の作家というと某芸能人を含め「好きな作家は太宰治」っていう人がいるけど、ずーっと前にうちの旦那も太宰治の作品が好きだって言ってた。
作品の良し悪しは別として、太宰治という人間が好きだっていう人って性根が曲がってんじゃないかなって正直思ってる。
読む人によって様々な解釈と感じ方が出来る物が多いように思うんだけど、私は個人的に作風も本人の生き方も嫌い。どんな生き方しようが自由だけど、人を巻き込むような最期はやっぱダメだと思う。
作品も私にはとにかく「暗い」としか思えない。
とはいえ、同じように人間の愚かさを描いたものが多い芥川龍之介の作品の方はどれも割りと好きなので矛盾してるかぁ。
秋の夜長はお酒と読書。
電子書籍は場所取らなくて保管にも扱いにラクだけど、普通にページを手でめくる書籍の方がやっぱ良い。
電子書籍だとなぜか頭に入りにくいのよね。
これだから昭和の人間は…とか言われちゃいそう(笑)。
小町はステロイドの服用をやめてみることに。
脳圧が上がらないようにするお薬はつづけたままで。