超久しぶりの次男の近況です。
前回の記事が昨年の2月ですね~。
1年以上も経っているので、簡単に振り返ってみます。
次男とは、ほぼ毎月のように、東京へ行った際に一緒にホテルで1泊しています。
東京で開かれるセミナーの後で合流し、夕食を一緒に。
食事の間中、次男がほぼ一人でしゃべっているのを、私は
「へ~!?」
「すごいね~!」
と相槌を打っていることがほとんど。
それにしても、よ~喋るわ。
そういえば、最近気づいたことがある。
「すごいね~」っていう言葉を、私は毎日のように発している(笑)
家では、もうすぐ2歳半になるマゴッチに
「すごいね~」
「エライね~」
「上手ね~」
を連発していることに気づいて笑ってしまった。
一日に何回言ってんの?っていうくらい
子育てをしていた頃は、そんなに意識もしていなかったけれど、
子どもが何かするたびに、そんな言葉をかけていたように思う。
もちろん、悪いことをした時は叱りましたよ。
「お母さんが怒ると、超コワい!」って娘たちが言ってましたし、
生徒達にも注意をする時は、超コワいって思われていました(笑)
でも、叱ってばかりじゃいけませんよね。
自信を持てない子どもになってしまい、大人になってもなかなかそれが変えられなくなる。
部活動で指導をしていた生徒の中にもいました。
とてもとても気が優しくて、誰よりも気の利く子なのに、まったく自信を持っていない子。
「あなたには、素敵なところがたくさんあるよ。
もっともっと自信持ってもいいんだよ。」
そんな言葉をかけたら、
「いえ、私は家で毎日3回は叱られるんです。
子どもの頃からずっと。
高校3年生になった今でも。
私が悪い子だからだと思います。」
卒業式の日に、お母さんがお礼を言いに来てくださったので、
「〇〇ちゃんは、頑張り屋で、誰よりも気遣いのできる子なので、
部活動でも本当に力になってくれていました。
どの先生方も、いい子だよね~って言ってますので、
お家でもたくさん褒めてあげてくださいね。」
って言うと、お母さんは目をウルウルさせて、
「ありがとうございます。」っておっしゃられました。
いろいろな生徒さんを見てきて、自信を持つことができる子は、家庭でも認めてもらっているんですよね。
家族は一番の応援団だと思うので、ヨイショするくらいの方が良いのかもしれないと、マゴッチと接しながら感じている今日この頃です。
子育て中は、そんなこと思っている余裕も無かった気がしていますが。
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さて、話がそれすぎているので、次男の話に戻ります。
昨年2月に下宿の取り壊しのために、引っ越しをすることになった。
これまでと同じく「書生生活」のレトロな別の物件へ。
徒歩5分もかからない所だったので、引っ越し屋さんは頼まず、少しずつ運んだようです。
私が手伝いに行った日も、車で一回PC類を運んだだけで、ほとんどすることが無かった。
東大まで徒歩5分かからず、これまでよりも数分近くなった(笑)
家賃は据え置いていただきました。
感謝です!
在籍している大学院の研究室本体は柏キャンパスですが、授業はすべてオンラインで受けられるようになっていたし、研究もほぼPC使ってできるので、本郷キャンパスに近い方が便利とのことで、毎日大学の図書館に通い詰めて生活していたようです。
昨年(2023年)の1月から、「シナプス療法」のセミナーを受講させました。
「受講しようかな?」と思っていた私は、別のセミナー日程とぶつかってしまったので、息子に受けさせて教えてもらおうと思った訳です。
いろいろな施術を学ぶにつれ、「体内で何が起こっているのか?」
不思議でならない現象がたくさんあるのです。
気功にしてもエネルギー療法と言われるものにしても、治療による変化は起こるのですが、何がどう作用しているのか全く分からない。
私も気功治療の講座で学び、「医学気功師」「真気術師」の認定証をいただいていますが、お客様に説明のしようがないんですよね。
リピートされているお客様には、時々、気功治療も加えて、
その変化に「どうして~~~?」って二人で笑ってることありますが。
次男は脳・神経の研究者を志しているので、「からだの中で何が起こっているのかを解明してくれないかなぁ。」という淡い期待も持ちつつ、あまり乗り気でなかった次男に、月1回のセミナーに参加させた訳です。
8月には、一応テストに合格して、「シナプス療法の認定者」となったようです。
最初は嫌々だったみたいですが、施術を習っていたら、自分のカラダにも変化がどんどん出るようになってきたらしく、興味を持ってくれました。
私が東京へ行った際は、私がその練習台となる訳です。
シナプス療法を受けながら、私もその技を学ぶことができるので、一石二鳥ということで。
最近は、自己紹介する際に、「治療ができる研究者」と言っているらしい(笑)
また、学会でポスター発表などする際は、整体予約受付もしてるんだそうな。
受講料を払った甲斐がありました(笑)
いつか、体内で起こる現象を解明してくれることを気長に待つことにする。
(それまで生きていられたらいいなぁ。)
夏には、大学院(博士課程)を受験していたようです。
とりあえず、沖縄科学技術大学院大学(OIST)への入学資格は確保してあるのですが、
本命は海外の大学院とのことなので、OIST入学は保留にして、東大(修士課程で在籍していた研究室の教授のところ)も受験したようです。
冬休みは1週間ほど帰省していましたが、卒論と論文の仕上げに忙しかったらしく、ほとんど2階の部屋に籠っていました。
そして、大学院修士課程を無事卒業した模様です。
どんなところに在籍していたのかも知らなかったので、聞いてみました。
情報理工学系研究科・数理情報学専攻
だそうです。
卒業する時に、正式な名称を知った(笑)
今年3月20日が大学院の卒業式
2月頃、ビックリするLINEが着ました。
「アカデミックガウンを借りようかな?」
大学の卒業の時は、「あんなの着たくない」って言っていたのにね~。
借りるなら、早く予約するように伝えました。
なんと、3月20日は、私は12時から東京でセミナーを受ける日だったので、
ついでに次男のガウン姿を見に行ける・・・と思った。
わざわざ見に行くことはしませんが、ちょうど東京へ行く日ですから。
今回は、セミナーの前日に東京で次男と一緒に食事&宿泊し、
翌朝チェックアウト後に下宿に寄って、アカデミックガウンに着替えました。
ガウンって、スーツの上に着るのね~。
着たこと無いから知らなかった。
一緒に本郷キャンパスへ行き、息子が一番長い時間を過ごした図書館前で記念撮影
安田講堂へ向かう途中で、インスタントカメラで撮影してくれるサービスがあったので、息子は嫌だったみたいですが、一緒に撮ってもらいました。
安田講堂前で友達と合流できたので、3人で撮影しました。
いつも仲良くしていただいて、ありがとうございました。
その後、私はセミナーのために新宿へ。
セミナーと同日だったので、とてもタイミング良かったです。
なんだか2年間なんて、あっという間ですね。
私はこの2年の間に、
30年間以上の治療院難民から脱出することができ、
38年間の高校教員を卒業し、
更には、なんと!
他の方の施術を行いながら、
その方たちが元気になってゆく姿に喜びを感じる人間になっていました。
たった2年といっても、ありえないくらいの変化が起きた2年でした。
人生って、本当に辛いことも多かったり、
不思議なことがおこったり、
ありえない出来事に遭遇するけれど、
なんだかんだで、やっぱり楽しい!