手術当日。
私の入院しているところは大部屋が四人部屋で
なんと私と同じ日に同じ部屋の他の二人も手術だったらしく
無言の仲間力を感じました
時間になり手術へ行くと、もうそこはドラマで見る
ザ、手術室
手術台に横になると、まず始めに腕に麻酔の点滴を打つのです
これが刺せど刺せど入らない。
結局五人くらい集まって、私の血管探しが始まりました
ここいけそう。あ、だめだなー
の繰り返しで、しまいには両腕同時に違う人が刺して通る血管を探している始末。
痛すぎて涙が出ました
どうせならどっちか片方が刺してだめだったらもう片方の人刺して~
と心の中で叫びました
やっと点滴がうまくいき、次に恐れていた硬膜外麻酔。
これ、背中の神経に麻酔を流すというもの
注射が長くて太くてとにかく痛いらしいんです
しかも自分の足を持ってうずくまった状態(えびぞり)になったところに背中に刺すというもの。
もうかなり怯えました
震えていたら、動いたらやり直しですから。と冷たい女の人に言われ
硬直状態。
次の瞬間掛け声とともにドスッと何か背中に刺さりました
ブスッではなくドスッ。
そのあとに液体が背中の皮膚の中にブアーっと広がる感覚
いたたたたっと言ったら針が抜けて、
よかったー、これくらいなら我慢できたー
はい、いまのが一回目の麻酔でこれから本番の注射するね
…
次が本番でした。結局二回背中にドスッと刺さりました
でも思ったよりは我慢できました
それから仰向けになり、酸素マスクをつけられ、数字をカウントダウンされ
はい、数え始めたらだんだん眠くなるよーもうちょっとで数え始めるよ~
…とここで意識がなくなりました
○○さぁーん‥
○○さぁーん!!
という先生の呼び声で、目が覚めると手術室から部屋に運ばれている最中でした
先生は横で
【よかったねー!綺麗に卵巣手術してお腹の中もあまり癒着がなくてきれいだったよー!盲腸も治ってたよー!】
というのが聞こえました
病室に戻ってからはなぜかすごい悪寒を感じて震えていると、身体が猛烈にかゆくなってきて
看護師さんに伝えると、先生がすぐ来てくれました
どうやら、硬膜外麻酔にアレルギーを起こしたとのことで、背中につながっている麻酔をすぐ中断することに
それ中断したら痛みはどうすればいいの?と思いましたが、その後はロキソプロフェンという痛み止め?が出されてそれで間に合いました
目覚めた瞬間からはもう喉が苦しくて苦しくて‥
麻酔の影響で、たんが詰まってるのに力が入らなくて咳ができないという不快で苦しい状況でした
家族が手術中も手術後もいてくれましたが、
終わったあとは寝るだけだから帰ってもらって大丈夫ありがとう
と伝え、母と姉と夫が帰って行きました
手術が終わったばかりで遠のく意識の中、私の夫が帰り際にテーブルに何かを笑顔
目覚めたあと見てみると、なんと、じゃがりこが置いてあり
絶食だったりで食べられないのにじゃがりこを笑顔で置いて行くなんてどういう神経しているの
イライラしたことはここだけの話し
翌日には歩くように指示をされて、
ヨタヨタの産まれたばかりのロバばりに歩きました
お腹の痛みはちょっとあるけどそこまでではなく、動くのが怖い感が少しあったけど
、腹腔鏡手術だったので回復がすごく早かったです
尿のくだを手術の時からつけられているのですが、術後トイレまで歩けると、尿のくだが抜けるとのことで
不快な尿のくだを早く外したくて仕方ありませんでした
そしてやっと抜けるときに、看護師さんが思いっきりくだを引っ張ったので
予想外の痛みに、ウッッッ!!!とのけぞりました
看護師の友人に聞いたところ、ゆっくり抜くほうが痛いから、なるべくスッと抜いてしまうんだとか。
その後もおしっこをするたびにヒリヒリしたのが地味に痛かったです
結局卵巣嚢腫は10㌢ほどにまでなっていたらしく
中身は診断通り、チョコレート嚢胞でした
術後三日後には退院で、しばらくはお腹が膨らんでいましたが、数カ月後には元に戻りました
いま現在半年経ちましたが、術後の回復も良好なのでした
そして卵巣嚢腫摘出という手術が終わり、
本格的な妊活が再びスタートしたのです