今年の春は コロナ旋風のおかげで
あっという間に 過ぎ去ろうとしています。
桜も とうとう 散ってしまいました。

でも 私の暮らしは コロちゃんの影響で
いつもより時間が ゆっくりと
流れているような気がします。
外側よりも内側に向かっていて
家で過ごす時間が増え
家族と過ごす時間も増えました。

桜が満開の時、 主人と 千葉の奥の方に
車で お花見に何度か 行きました。
その中で とても 印象に残った桜が
あります。
野田市清水公園の金乗院境内にある
「劫初の桜」
このソメイヨシノは樹齢140年を超える
長寿桜です。
仏教の世界観で宇宙は 四つの劫
(成、住、壊、空)が ひとつのサイクルで
生滅を繰り返していると 言われるそう。
そして 新しい世界が再び生ずる時期が
「劫初」だそうです。
枯れる危機を乗り越えて 新しい生命を得て 再生したので 劫初の桜と名付けられたそうです。

まさに 今の地球ではありませんか!
私たちが 今 乗り越えようとしている
世界的な変動と危機。
そして 崩壊の後  新しく再生する世界
を 光り輝くものにしていくのは 
私たち人類が どう生きていくかに
かかっているのですね。

美しく咲く劫初の桜は 私たちに
大切なメッセージを伝えてくれました。