昨日は 福岡で ペシャワール会代表の
中村哲医師の 葬儀に参列させていただき
ました。
中村先生は 私の母校 福岡高校の
最も尊敬する先輩の お一人です。
アフガニスタンと パキスタンのために
命を懸けて 働いていらした先生は
とうとう 光となって 大宇宙へと
旅立たれました。
葬儀には 本当にたくさんの方々が
お別れに来られていました。
ペシャワール会の方や 同級生、そして
アフガニスタン 駐日大使が
時折 嗚咽しながら 弔辞を述べられ
ました。
上皇夫妻からも 弔意が示されました。

葬儀では 中村先生の これまでの
生き方を 断片的にではありますが
見せていただき、
あらためて その偉大さを思い、
どれほど 多くの方々に愛されて
いらっしゃるかを 感じました。
そして 同じ日本人として 誇らしく
思わせていただき、 感謝の気持ちで
いっぱいになりました。






「全ての者が和し、よく生きるためにこそ
人権があるとすれば、男女差を超え、
善人や悪人、敵味方さえ超え、
人に与えられた恵みと倫理の普遍性を
我々は訴え続ける。」

先生は まさに 国を超え 宗教を超えて
全ての人々に 無条件の愛を
惜しみなく 身をもって
体現されていたと思います。
先生の生き方は 私たち日本人の
魂に深く刻まれている 
光に向かう生き方

和を重んじ、違いを尊重し、
それぞれの 受け日もちを大切に
明るく 優しく 清く 力強く生きる
ということを 自ら 身をもって 示して
下さいました。

先生は 人の思いを大切に
本当に大切なことを見極め
一生懸命行うことを
大切にされていたそうです。

私たちは 先生が自らの行動によって
遺された 尊いメッセージを
しっかりと 受け止めて
その灯火を 絶やすことなく
世界に大きく広げていかなくては
いけないと思います。

まずは 今 この場所で 自分にできる
ことを 一生懸命にやること かな。